蓄音

すっかりシッカリと春模様が定着してきた如き相模っ原の昼下がりでございます

命の煙を買い求めに近所のダイエーに行くついでと云ってちゃナンですが相武台駅に向かい駅ビル二階のダイソーを覗いてきました

三百円スピーカーは今日も入荷しておりませんでしたが代わりにワイヤレスマウスを三百円で売っておりましたな

便利だとは思いましたが絶対的な必要性に欠けてる機器なので手に取りはしましたが購入はせずにダイエーまで戻って煙草を購入しただけでありました

道々の銀杏並木に青葉が芽吹き始めておりましたが紅葉の時期とは異なり盛春の息吹を振りまいておりました

今日の強風でソメイヨシノは葉桜と変身しておりましたが今が盛りの八重桜はこの春風にも負けず花びらが散りませぬな

人生六十九年で初めて気付きましたわ八重桜の花の生命力の強さってものを

そんなコトよりアイヌ新法が成立したとかで自公系の議員はえばっておりますが北海道アイヌ協会が求めてきた個人への生活支援や教育支援は実現しておりませぬ

大掛かりな箱モノを助成金で建築して先住民記念館を作り観光協会が儲かる相も変らぬ悪徳団体と政治屋が喜ぶだけでアイヌの生活に施しはございませぬ

それはそれとして高見順の「都に夜のある如く」を読み終えてサテ次の読み物はと本棚をかき回せば清水一行の小説を見付けた今朝でございました

角川文庫版「処刑教師」なのでありますがタイトルからして昨年に何故読み捨てずに残してあるのか理由を確かめるために今朝から読み直しを始めております

無料映画が不作ばかりなので昨夜は無料ドラマのお後にユーチューブを徘徊しておりましたならば巨匠高橋竹山の動画に当たりました

懐かしくも新鮮な「津軽じょんがら節」に聞き惚れてしまいましたアタシでございましたが三十年以前に高橋竹山のＬＰレコードを買ったのを思い出したアタシであります

さて何処へしまったのか探し当てても蓄音機が無いから聞けませぬが