今日の午後からは雨降りの予報が出てたのに温かい日差しの相模っ原でございます
昼下がりまで久しぶりのベランダ読書をしておりましたが今日の風は北風最果ての地の寒さを運んできますものでベランダでの読書に最適とは云えませんでした
そんなコトより今朝から体調が良くないのでシルサとの呑み会をドタキャンしてしまった信頼も信用も落としちまったアタシでございます
それにしても先週に引き続いいてのキャンセルでありますので我ながら信じられぬ所業でございますな
一昨日の中食はサッポロ一番の味噌味で昨日はサッポロ一番の塩味を手作りして冷凍餃子を一人前と特別な食欲減退症状もなかったのに踏んだり蹴ったり怒ったりでありまする
それはそれとしてのベランダ読書でございますが昨日から女流作家として人気のあった夏樹静子「密室航路」光文社刊を読み始めております
光文社のカッパノベルズってのも懐かしい名称でございますものの著者の作品は初見で名前だけ記憶のあるアタシでありまする
「交通推理小説」との副題が付いておりますが四十年前の短編を表題作を含め五本集めておりますものの「逃亡者」が大変に面白うございました
面白いと云うか短編「逃亡者」が大井川鉄道の千頭駅や寸又峡温泉が舞台になっており駅名や周辺の風景が懐かしく思い出されたのでありまする
寸又峡と云えばその昔に猟銃を構えた立て籠もり人質事件で有名になった土地柄でございますがアタシが訪れたのは三十年ほど前でございましたか
小説を読みながらその昔に東海道線の金谷駅から大井川鉄道に乗り換え緑色の川面が眼下に見える沿線風景までも懐かしく思い出したアタシでございます
そんな元気溌剌な時代があったとは信じられない今日この頃のアタシでありまする
ログインしてコメントを確認・投稿する