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2016年09月07日00:54

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スコット・ヒックス監督『一枚のめぐり逢い』

『きみに読む物語』『メッセージ・イン・ア・ボトル』の原作者、人気作家ニコラス・スパークスの作品の映画化(2012)で、日本語の翻訳が出ているそうだ。

イラクで戦っている海兵隊員ローガン(ザック・エフロン)は戦場の危うい場面で美しい女性の写真を拾う。それ以来なぜか運が良くなり何度も命の危機にさらされたのに生き延びて帰国することができた。
故郷のコロラドへ帰ったものの戦場のトラウマで家の人たちとうまくつきあっていけない。写真を詳しく見て背景の灯台から場所を推定し、彼は愛犬とともにニューオーリンズのあるルイジアナ州まで歩いていく。

探し当てた写真の女性ベス(テイラー・シリング)は郊外でケンネルを経営していた。ローガンは命を救ってくれた写真のお礼を言うつもりだったが、仕事を探しにきたと勘違いされ犬とともにそこに住むことになる。海兵隊員ってなんでもできるようで、壊れかけた家を手入れして住み込む。やがては船の修理をして動くようにする。
彼女は祖母と息子と住んでいて自立している。別れた亭主は地元名士の息子で保安官をしていて、いまだにつきまとってくる。ローガンが働き出し、きちんとしているのを見るとローガンの存在が気に食わなくてなにかと絡んでくる。

ローガンがベスに写真のことを言い出せないうちに保安官が突き止めて暴露する。ベスの写真は兄が持っていたものでその兄は戦死したのだ。
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