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2016年03月17日00:22

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田村隆一『詩人のノート』

先週の木曜日に頼まれていた買い物をして姉の家に行った。お土産に持っていった花束を見て花の名前を聞かれた。フリージャともういっこなんやったっけ・・・全然思い出せない。思い出したら電話するわと言ったら、あの本があればすぐわかるのにと、すらすらと口にしたのが田村隆一『詩人のノート』である。わたしは全然知らんかった。田村さんの詩は読んだことがないし。あ、でもミステリの翻訳をたくさんしてはったからけっこう読んでるな。
姉はその本をとても大事にしていたのに、人に貸してあげたんだそうだ。絶対返してやというたのにと20年も前のことを残念がっている。それで帰ってからアマゾンを見たら中古本が出品されていたので即注文したのが月曜日に届いた。また木曜日に行くのでそれまでに読み終えることにした。
装丁がとてもおしゃれな本だ。それに目に優しいたいへん読みやすい本である。柔らかい内容で文章が優しくて読みながらにっこりしていた。でもどうも姉の覚え間違いらしく、花の名前は出てくるけど鎌倉の家の庭に咲いているのとかで、花屋で1本いくらというような花は出てこない。きっと朝日新聞に連載していた大岡信さんの『折々のうた』の思い違いではなかろうか。明日この本を持って行って聞いてみよう。
その花の名はデルフューム。
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