７つの会議

大好きな新所沢レッツシネパークにて、ファーストプレミアムシートで。フルリクライニングでゆったり鑑賞、観客は8人くらい。

始まったとたん「これはコントか？」と思ったわね。わかりやすいキャラ設定、大げさな演技、心の内までセリフでナレーションで言う。

話はうまく仕上げてあってなかなか面白かったけど「大企業ってあんな？」「日本の組織ってあんななの？」と違和感バリバリ。1980年ごろに管理職だった人たち、、今75歳とか80歳の人たちなら懐かしいのかな。私のこの歳でさえ、噂に聞く都市伝説みたいに感じます。

一体会議は何個あったっけ(笑)7つあったか？どれが会議だ？
俳優はもはや当て書きか？というくらい。ステレオタイプのキャスティング。及川ミッチーは長いものに巻かれる情けないサラリーマン役が多いけど、なんだかなー。もっと冷徹な嫌な奴の方が似合うわ。俳優だけでなく歌舞伎役者、落語家、狂言師、ミュージカル俳優、元ボクサー、芸人、キャラの立つ人勢揃いなのがやや陳腐。池井戸潤の原作って、本当にそんなに集客力あるんだろうか。もはや一種の時代劇な印象でした。