mixiユーザー(id:9160185)

2020年09月10日22:03

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げに怖ろしきは知らぬということなり


二ヶ月もの間
我が身を貪り続けた不調は
ある日突然解消されることとなった
その原因は
まるで予想だにしなかったものであった

二週ほど前から
俺の身体の左半身は
異様なほどの痺れと痛み、異様な冷えに襲われ続け
とくに明方
眠りを寸断するほどに疼くそれは
もしかしたらこれはもう治らないものなのかもしれない

思わせるほどに強烈なものだった
肩が痺れているということで
方々触られ
肩あるいは肘のどこかで
神経が損傷している可能性がある
という診断の元
予約が取れ次第
大きな病院で診てもらうことになっていたのであるが

俺は納得がいかなかった
肩あるいは肘の神経の損傷であるのなら
二か月間居座っている
この胸のすくむような感じはいったいなんなのだと
酷い時には
大胸筋辺りが
じくじくと腐っているのではないかと思えるほどだった

このまま病院の判断に従っていていいのだろうか?

それまでにも何とかこの不調を打破できないかと
いろいろな言葉で検索をかけていたのだが
三日前初めて
「大胸筋 違和感」
という言葉で検索してみた

「整形外科で分からない身体の痺れ、小胸筋が原因かも」
という文章が目についた
クリックしてみた

小胸筋というのは大胸筋の奥にある
腕や鎖骨を上げ下げするときに使う小さな筋肉である
そこが酷使されると固まってしまって機能しなくなり
その状態が続くとトリガーポイントという
関連痛を引き起こす原因になってしまう…

整形外科の診察ではいくら調べても分かることはなく
まるで関係のないヘルニアの手術とかされて
それでもまるで良くならず
重症化していくケースが
ままあるそうだ

関連痛の性質があれこれと書いてある
どれもこれも身に覚えがあり過ぎる
「いやもう確実にそれじゃねえの?」と
俺の中のオードリー若林が言う
俺は小胸筋を弛緩させる方法を調べた
その通りにやってみた

なんということでしょう

どんな薬を飲んでもおさまらなかった痺れや痛み
身体の冷えが徐々に徐々に引いていくではありませんか
俺は狂ったように小胸筋をほぐし続けた
その夜は二か月ぶりにぐっすり眠ることが出来た

翌日
紹介状を出してくれる病院から電話があり
紹介された医師が今週休みなので
来週以降になるという
一応分かりましたと答えておく
(この時点ではまだ完全に治るかどうか分からなかったので)

昨日ボールを買い
さらに徹底的に小胸筋をほぐした
痺れはまだわずかに残っているが
ちょっと調子悪いかなというくらいである
全然普通に生活出来る

さまざまな病院を渡り歩いて
三万使って拭えなかった苦しみが
整体だか針の先生が
ネットに書いてある記事によって救われた
いま俺の心の中は
西洋医学への不信感でいっぱいです

明日から仕事に戻ります
PVの新作にも
ようやく取り掛かれそう…

そして小胸筋を鍛えることにしました。


俺の不調  完
\(^o^)/
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