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2019年12月11日15:39

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マジで死ぬかと思った日


なんの変哲もない朝だった
本当にいつも通りの朝だったのだ。

朝食(トーストとコーヒー)を終え、食休みをし、
服を着替えて歩いて仕事に出かけた。

(なんか下半身が変に熱いな)
エロい話ではない、下半身全体が
異様に熱を持っているのだ
痒みも感じる
大昔に一度だけ蕁麻疹を経験したが
アレに凄く似ている
どうしたの俺?
なんか手も小刻みに震えてる。

仕事場について、更衣室で服をはぐってみると
肌が夕焼け
萌える夕焼け
真っ赤な別れの色だよ
なんかこれはヤバいだろうと思って
仕事休ませてもらい
職場近くの病院にGO。

受付で症状を話し
受付表に記入しようとして
それは急にやって来た
眩暈でもない
吐気でもない
なんだかよく判らないダメージ
「ちょっとごめんなさ」と言って
主人公排除計画に失敗した悪役令嬢のように
その場にくず折れる俺
受付の人が車椅子を持ってきてくれ
座らせてくれる
足をあげてステップに乗せることもままならない
車椅子が動き始めると
座っていることも困難になってくる
域が浅く速くなる
なにこれめっちゃ苦しい
「ちょっと苦しい」
「トイレ寄りたい」
車椅子を押してる受付の人
返事はしてくれるものの絶対止まってくれない
とりあえず治療室へ行くというスタンス
廊下の妙に眩しいライトを見ながら
俺は人生で初めて
(今日ここで死ぬのかもしれない)
と思い、少しだけ覚悟した。

治療室
看護師の指示に従い
車椅子を下りてストレッチャーに移ろうとするが
動けない
床に座り込んでしまう
マジでヤバい
長渕風に言うと
マジヤベェ!!
ホウホウのテイでようやく移動し、上着を脱いで楽な格好に
脚が凄く暑い話をするとズボンも脱がされる
チャルメラのパンツとかじゃなくてよかった
「アナフィラキシーかもしれませんね…」
おいおい
マジで死ぬやつやん

そして医師さま現れる
やはりアナフィラキシーらしい
なりかけらしいけど
アレルギーをやっつける点滴と
もう一本謎の点滴を打つことになる
そのころにはちょっと気分は良くなっていた
が、点滴打ち初めてすこしすると急に
また苦しくなる
「深呼吸してください。酸素入ってますから大丈夫です。腕痺れてますか?」
「し…痺れてます。横寝してもいいですか。」
「いいですよ。」
おさまってから聞いた話によるとそれはパニック症状らしい。

それからベッド変えたり部屋を変えたりして
点滴を打ち続けること数時間
気分はすっかり良くなった
あと流石病院
空調が完璧
凄くぐっすり寝た
変な寝言とかイビキとか心配
来るときは死を思いながら車椅子で通過した廊下を
看護師と話しながら歩いて会計まで行く
(変な気分だ、ものすごく変な感じだ)
覚悟してATMに寄ってから待った会計は
怖ろしく安かった。

そして薬局で薬もらって
いまは家に居ます
帰って来れて良かった
生きててよかった
ただ何が原因なのかは
まったくわからない。

芋ケンピ食ってみた
いまはなんともない。

それにしても去年の肺炎から
帯状疱疹
ほどなくアナフィラキシー
俺マジで呪われてるんだろうか?

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