12/26多摩川線多磨駅新駅舎

この日は多摩川線多磨駅の新駅舎利用開始の為様子を見に行く事にした。実際の新駅舎利用開始日は数日前であるが、平日の為見に行く事が出来なかった。初の土日となる為、どの程度込むのかと言う点が気になったが、左程混んでいる様子はなく地元民ばかりと思われる。
武蔵境へは今回自転車を使った。国分寺までなら行った事があるが、思い切って遠出をしてみた。初めての道なので迷う可能性もあったが、無事に着けた上に時間も一時間半程で予想以上に早かった。しかし駐輪場探しに手間取り時間をロスしてしまった。ただ新宿方面に行く場合運賃を安く出来る可能性が見出せた点は大きい。列車に乗り多磨を目指す。1ヶ月程前に多摩湖線に乗る機会があったが、この時は大して気にも留めていなかったが、写真を見る限り新ホームを使っていたが、旧ホームは撤去されていなかった。この日は旧ホームの大半が取り崩されほぼ原形をとどめていなかった。列車を降り、ホームの様子を見るが、工事個所を除けば特に目新しいものはない。階段を上がり駅舎部分へ行くと改札内のコンコースは広いが、売店等はなく広さが活用出来ていない印象受けた。改札を出ると南北に出口があるので南口へ向かう。こちらはロータリーに面していて広々とした印象であった。駅舎を見るとガラス張りが目立ち、今風と言う印象を受ける。採光性を高める一方で側面には植栽があり一風変わった印象もある。またエレベーターと一体化したデザインと言え、遠目に見てもエレベーターの位置が分かり易いと言うのも特徴である。この駅の駅舎デザインで重視されるのはこの付近は線路の上に送電線があり鉄塔が線路脇に数多くあると言う点である。この鉄塔がなじむデザインこそポイントとなるが、評価し辛いと思った。
後続の列車で是政まで行き再び多磨に戻るが、是政では乗って来た列車に乗る事が出来ず次の列車を待つ事になってしまった。是政の停車時間が短い事に不満を感じるが、白糸台以降交換設備がないので仕方がない。今度は駅の北側を見る事にした。こちらはロータリーはなく狭い路地に面しているので住宅街が近い。その為駅舎全体を見るには離れたところへ行かなくてはならない。武蔵境側へ移動すると旧駅舎があった。工事用の衝立で隙間からしか見る事は出来ないが撤去作業は行われておらず建物としてはそのままであった。建物を取り壊すのか売店等に変更するのか不明である。ホームに戻りホーム上からも旧駅舎の様子を見て引き上げる事にした。
この日の多摩川線は赤電リバイバル2編成、近江鉄道ラッピング電車が運行され白糸台の車庫には黄色のツートンカラーが待機していた。以前に白い101系のL-Trainを作ったので実車とのツーショット写真を撮ろうと模型を持ち込もうと考えていたが、現在取り止めている為持っていかなかった。かつては4編成全てを白い101系で埋め尽くしていたが、全くなくなってしまうとは思わなかった。その後帰る事にしたが、途中で西武ドームに寄る事も考えた。数日前に引退した101系が西武ドームに持ち込まれライオンズのラッピングをすると聞いていたのでL-Train使いとしては見に行かなくてはならない。しかし道を確認していなかった上に養生されている可能性が高い。さらにイベントのない日に西武ドームに入れるかと言う点もありこの日は断念した。