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2020年09月05日23:52

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8/8-9夏の汽車旅2

軽井沢からしなの鉄道に乗る事にした。先日登場したばかりのSR1系を見るのが目的である。新型車両を投入する事無くJRから引き継いだ車両を使い続けいていたが、元を正せばJRが国鉄から引き継いだ車両でもあるだけに突然の新車に驚きを隠せない。丁度留置線にSR1系が止まっていたので様子を見るが、オリジナル塗装であるガンメタリック塗装や観光列車ろくもんに代表される様にしなの鉄道と言えば赤と言うイメージに反して青い車両であった。様々なラッピング車両ばかりの115系から脱却してどこまで独自色を出せるかがテーマとなるだけに新車への期待は大きい。車体自体はJRと共同設計である事もあり特別と言う印象は少ないが機能面ではデュアルシートにより有料列車としても使えると言う利便性を持つ車両である。その他駅の様子を見るが、新幹線開業に伴い駅構内を整理したのか12両停車可能なホームもEF63の留置設備もなくなっていた点が残念である。新幹線開業前に来ておきたかったと思う。EF63の保存展示も行われていたが、鉄道文化むらの色褪せた車両とは異なり再塗装を施しきれいな状態となっていた。しかし屋外保存なのでいずれ劣化するだけに今後の保存状況が気になる。
SR1系に乗って向かった先は上田である。勿論上田電鉄乗車が目的であるが、この日は上田電鉄は予定になかった。時間が余っての事であるが、事前確認の甘さがたたって昨年の大雨による橋梁流失の為一部区間が運休になっている事に気付かなかった。それでも代行バスがあるので別所温泉まで行く事にした。先ず上田駅の様子を見るが、改札内に入れたのでホームの様子を見ると意外にも高架駅であった点に驚くが、運休中の為線路がさびていた。また何故か架線が撤去されていたのは気になるが、駅構内には運転再開を望む展示物があり、復旧へ向かっている様子が見て取れる。運休区間は一区間とは言え起点の上田が運休と言う状況に困る。バスに乗り次の城下へ移動するが、問題の橋梁は一部が残っていたが、流されず残っていたのか新たに建造中のものか不明である。しかし1年近く経っている以上何らかの動きがあって欲しい。城下からは列車に乗るが、印象としては典型的なローカル線で観光地である別所温泉までの速達列車を運行しても良いのではないかと感じた。終点の別所温泉は和風の駅舎と着物姿の駅員が出迎えるのが特徴であり、その名の通り和風の温泉宿をイメージさせる。しかし駅から見えるところに旅館らしきものが見えなかったのが気になる。駅前には車両展示があったが、近くで様子を見る事が出来なかった。一通り見たところで引き上げ上田に戻る。
上田から再びしなの鉄道に乗ると今度は台湾鉄道コラボラッピング電車であった。珍しいとは言え馴染みがないので微妙な気になるが、すれ違う車両や留置線の車両を見ると見飽きない程ラッピングの種類は多い。告知されているとは言え全種類乗るのも大変であろう。長野からはガンメタリック塗装に乗るが、この塗装こそがしなの鉄道元来の塗装でありここでしか乗る事の出来ない車両である。その後妙高高原でえちごトキめき鉄道に乗り換えるが、県境とは言え運行を区切る点に不便さを感じる。直通列車を運行して欲しいが会社も別なので調整が難しい。こちらばET127系しかないので逆に面白味を感じれらない。直江津からは信越本線に乗り新潟まで乗車する。これにより旧信越本線全線乗車を達成するが、元々1路線から今やバスを含めて4社7路線に分割されてしまった。この様な時代が来るとは思てもみなかったが、分割による不便さもあるのでJRから独立した一組織にまとめられなかったのかと思う。

この日の乗車列車
軽井沢-上田(しなの鉄道しなの線)
上田-城下(代行バス)
城下-別所温泉(上田電鉄別所線)
別所温泉-城下(上田電鉄別所線)
城下-上田(代行バス)
上田-長野(しなの鉄道しなの線・信越本線)
長野-妙高高原(しなの鉄道北しなの線)
妙高高原-直江津(えちごトキめき鉄道妙高はねうまライン)
直江津-新潟(信越本線)
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