丹沢の鍋割山に登った記録。
大倉尾根は良く歩くが、鍋割山稜には入ったことがなかった。
鍋割山荘で提供されている鍋焼きうどんは全国的に知られる名物で、混みあっている山と言う印象があったからだ。
ちょうど前の週に台風15号が到来し、千葉県を中心に大きな被害を及ぼした翌週。
行ける山も限られ、また天気も引き続き不安定な感じだったので、昼過ぎに下山できるところで行ったことのない山…と言う事で鍋割山を選択。
あいにく天気はイマイチだったものの、念願の鍋焼きうどんにはスムーズにありつけ、また折からの増水で 水量の豊かなルートの姿も見られ、なかなか良い山行きになったのであった。
* * *
04:48 出発。
始発に乗り、相鉄・小田急と乗り継いで渋沢へ。
06:35 渋沢駅。この時点では快晴。あとはどこまで保ってくれるかだな…。
07:07 大倉バス停下車。
いつもなら大倉尾根へ向かう道から逸れ、二俣・鍋割山の表示に従って西山林道に向かう。
07:50 西山林道にはところどころに洗い越えがある。台風の影響で、水量はかなり豊富。
08:00 ここでは路上がほとんど川になっている。
08:04 道沿いに流れる沢も水量が多く、どおどおと音を立てて流れてゆく。
08:06 二俣に到着。鍋割山まであと3.6km。
ここで沢を渡るのだけど…水量多いなあー。まあ、橋があるけども…。
08:21 ここから本格的な登山道が始まる。
08:25 道と言うか、川…。
ところで、先ほどから道を侵食しまくっているこの立派な沢は、その名も「後沢乗越ノ沢」と言う。
「乗越」と言うのは峠と同じ意味の言葉。
「後沢」と言うのは、これから登る峠(乗越)を越えた反対側にある沢の名前である。
つまり「後沢乗越ノ沢」と言うのは、「鈴木の隣の席のヤツ」みたいなネーミングなのである。扱いがぞんざいすぎる。
08:42 さておき、その後沢乗越ノ沢を横目にキリキリ登る。
08:48 後沢乗越!つっかれた!
ここからも割りと急な勾配が続く。
09:24 山の中の0.8kmって意外なほどに距離がありますよね。
09:28 ここまで来ると勾配も大分マシになり、見晴らしも開けてくる。
09:43 鍋割山荘!到着!
09:55 鍋焼きうどんは五分程度の待ち時間で無事にゲット。
相模湾を見下ろしつつ、いただきます!
10:14 この天気じゃ、流石に富士山は望めない。
10:25 さて、では行こう!
10:28 森の隙間から蛭ヶ岳が見える。
10:29 靄にかすむ山なみも悪くない
10:44 鍋割山稜は緩やかな起伏が続く。とはいっても、この時点ですでに疲れているので結構効く。
10:45 小丸。
10:56 中央やや左、青い屋根は花立山荘。中央やや右に小さく見えているのは烏尾山荘。
11:04 大丸。
11:05 ここでガッツリ降るのか!と少々がっくり。登り返しがあるってことだからね…。
11:12 大倉尾根との合流地点、金冷やし。
11:27 塔ノ岳!いやー疲れた!
青空が垣間見えるのが救いだ。
歩いてきた鍋割山稜を見下ろす。
11:51 大倉尾根を下り始めたら晴れてきやがりましたよコノヤロウ。
12:02 金冷やしまで戻って来た。
12:07 大倉尾根から眺める鍋割山稜。
あの尾根を歩いてきたんだなーと思うと感慨深い。
12:13 すっかり晴れてきて、暑い。
12:30 天神尾根分岐。
12:43 堀山の家で休憩。パイナップルをひと切れサービスしてくれた。有難い。
12:49 台風15号の影響で、倒木やそれを片付けた後があちこちにある。
13:19 スッカリ晴れやがって…
13:22 見晴茶屋
13:54 大倉バス停まで戻って来た!
大倉からバスで渋沢駅に出て、国道沿いのなんつっ亭で腹ごしらえ。
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