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2021年08月01日08:37

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変異株対応ワクチン

日本政府と武田薬品・モデルナは5000万回分のヴァリアントブースターワクチン供給で合意((7月20日)>https://www.reuters.com/business/healthcare-pharmaceuticals/takeda-agrees-supply-additional-50-mln-moderna-covid-19-vaccines-japan-2021-07-20/

ファイザーCEOと菅首相との会談も単なる儀礼ではなく、ファイザーが変異株(variant)対応ワクチン開発を進めていることから、その供給契約に関する会談であろうことは誰にでも予想がつく(ちゃんと情報を見ていれば、だが)。

日本でも塩野義、アンジェス、第一三共などがワクチン開発を行っている。ただ、現時点で日本国内では二重盲検法による治験は人道的にどうなんだ、という議論があって、本当に効果が評価できるかどうかは気になるところだ。

現在、日本で広がっているのはδ株だと思われるが、英国などの情報を見ると再生産係数(ひとりが何人にうつすか、という数値)が5以上という可能性が示唆されている。
https://www.newsweekjapan.jp/kimura/2021/06/r7.php
日本のマスコミは「過去最大」「何倍の感染者数」しか報道しないが、実に脅威的な変異株である。なにより、高齢者はワクチンの効果もあって重症化していないが、重症化している人の数が減っていないという事実がある。言い換えると若年層の重症化率が上がっている。インドネシアでは幼児の重症化・死亡例も報告されているようだ。
若いから大丈夫、は通用せず、重症化率も変わらず、となると警戒を緩めるわけにはいかない。
抗体カクテル療法も「使えないことはない」が、「使いどころが難しい」ため、治療の主流になることは(まだしばらく)ないだろう。
ワクチン接種が完了して(感染の可能性が10分の1になる)いても、感染力が5倍になっていれば感染の可能性が半分になるだけであり、安心には程遠い。

五輪や政府のせいにしたところで、本当の問題はなにひとつ解決しない。ひとちひとりが徹底した感染予防に努め、ウイルスを体内に入れないようにすることが必要だ。
なぜ「慣れた」「飽きた」といって緩めてしまうのか、理解不能だ。

もうひとつ重要なことがある。医療崩壊の意味だ。
「COVID-19にかかっても入院ができない」は誤り。そんな生易しい状況ではない。
「交通事故だろうが、急病だろうが、病院が受入れできないため、助かる命が失われる」ということだ。実際にそれが始まっている。

基本を守らずに、自分を守ることはできない。
「不織布マスクを正しくつける」
「正しい手指衛生」(消毒液は手の両面、指の間、指先もしっかり広げること!)
「公共の場での会話はできるかぎり控える」
「人込みは避ける」
どれも完璧ではなく、感染の確率が0になることは絶対にない。だからこそ「きちんとやる」ことが必要になる。

ワクチンと変異どっちが早いか。
その戦いが終息するまで、感染対策は必須だ。

■3回目のワクチン接種「おそらく来年」=河野担当相
(時事通信社 - 08月01日 01:01)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=4&from=diary&id=6612990
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