こんな蛮勇はいらん。
記事中にもあるが「なんとか海岸に辿(たど)り着いたが、危うく長電話で死ぬところだった」これは何事だ?ただでさえ荒れる可能性があり、潮流も早い海域へ単身、カヤックで行くだと?
事故などになれば誰が救助に行くんだ?
ただでさえやっかいな任務についている海上保安庁の船に救助を求めるのか?
最悪を考えると中国の船舶に拿捕される可能性もある。銃撃されるかもしれない。そうなれば日本政府にまで迷惑がかかる。そのことを考えてもいないのか?
そんな蛮勇を取材とかルポとかいう神経がわからん。
ついでながらこの手の記事に毎度でてくるコメントとして「尖閣に基地を作れ」というのがあるが、あんな小さな島にどんな基地を作る気だ?最大の魚釣島はだいたい楕円形だが、長径でも1.5Kmほどしかないし、平地もほとんどなく、港にできそうな場所もない。水があるとされてはいるが、それ以外の補給は困難だ。
基地を作るという行為は「係争地・海域に勝手に基地やら島やらを作り自分のものだと主張する」という中国のやり方と何が違うというのか。
日本国は係争地ではなく、日本国の領土であるという主張だし、世界各国もそれを認めているが、いちばん厄介な中国はそう思わないだろう。かえって強硬手段に出る可能性は高い。
海保の船舶に武器を搭載しろ、というのも同様。武器を見せることで恐れ入ってくれるような相手ならそれでもいいが、中国相手に多少の武器など通用しない。
さらに、そんな場所でやっかいごとを引き起こせば台湾にも多大な迷惑をかけることになる。もっと広い視点でみれば、中国がちょっかい出してる多くの国(特にベトナム・ブルネイ・インドネシア・フィリッピン・インドなど)もさらなる問題に巻き込まれる可能性がある。
あちこちで「迷惑」という言葉を使ったが、それは婉曲表現。
海保「尖閣専従部隊」vs中国海警、決死の海上ルポ@石垣島!
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=141&from=diary&id=6237884
ログインしてコメントを確認・投稿する