ふたとおりに分かれる

こういう「災害」があったとき、ひとは二通りに分かれる。
もちろん、いろんな分け方はあるので、思いつくまま書いてみる。

・「中国が悪い」「中国の人たちが大変だ」
・「〜は失敗した！」「できることは何か」
・「〇〇がない！」「私より困っている人がいるはず」
・「たいしたことはないだろう」「能力を維持しておこう」
・「金をよこせ」「生き残る方法」

などなど・・・
私は感染者に近づきたくはないが、離れたいわけではない。
＜地名＞ウイルス、＜地名＞肺炎などと呼ぶ気はない。
困っている人たちのために物資を送ったひとたちを非難する気はない（送ってくれた人たちには心から感謝する）。
感染者が事実上ゼロだった自衛隊を称賛することはあっても、なにもわからないまま対処することになり、不幸にも感染者がでてしまった厚労省を馬鹿にする気にはなれない。
私にできることは、これまでより「手を洗う」「人込みを避ける」「栄養をとっておく」ぐらいでしかない。
他にできることは、騒がないこと、一次資料に近いもの、論文等を読んで、考える程度だ。

（ウイルスとの）闘いが起きているときに「だれそれが悪い」などといって争っている姿を見ると心底情けなくなる。
あちこちに敵を作ってきた国、人々はいまだにそれを繰り返していて、問題解決を阻害しているとしか思えない。より強い「敵」が現れたら人類は一致団結するだろう、なんて甘い考えは捨てるしかない。
・・・まあある程度の競争原理が働いたほうが、治療法・ワクチン開発は早くなるんだろうが・・・

■Ｇ２０、問われる実行力＝具体性欠く新型コロナ対策
(時事通信社 - 03月28日 09:01)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=4&from=diary&id=6025486