mixiユーザー(id:91293)

2020年02月24日13:26

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重要だが理解されていないこと

マスコミはもちろん理解する気がないようだが・・・

「医療機関での検査は病気にかかっていないことを確認するために行うのではない」という事実。
言い換えると「この病気ではない」とわかったからといって医療機関にも患者にも、検査機関にも役に立たない。また別の検査をやるしかないので負担が増えるだけだ。
COVID-19についての検査は喉から液体(ぬぐい液)をとって、分析する「だけ」なので、そこのウイルスがある程度大量にいなければ陰性になる。
たとえば、腸内や肺にウイルスがいても「まったくわからない」のだ。

別の例をあげよう。インフルエンザ検査は迅速検査が可能で、鼻から綿棒をつかってぬぐい液をとり、検査が行われる。陽性だったら「インフルエンザ」とわかるので、薬の処方なりなんなりの治療ができる。
陰性だったらどうするか、というと別の診察・検査をして病気を確定しなければ根本治療はできない(対症療法しかできない)。

現在、日本で行われているCOVID-19に対するPCR検査は精度が高いことはわかっている。が、高速化されたとはいえ1検体に4時間半ぐらいかかるらしい。また従来は1日あたり300検体ぐらいまでしか処理能力がなかった(現在はもっと多くなってはいる)。
検査ができる機関もまだ限られているし、他の病気の診断にも切実に必要とされている。

はっきり言おう。
こんな記事に惑わされてはいけない。

われわれにできることは、なにより予防をしっかりやること。手洗い、うがいをしないで「罹りました、政府が悪い!」は通らない。
予防策は万全ではないが、罹患の可能性を下げる大切な方法だ。

■「やっぱり」検査体制に疑問=下船後陽性で乗客―新型肺炎
(時事通信社 - 02月24日 07:31)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=4&from=diary&id=5984484
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