正しく怖がれ、正しく予防しろ、困っているひとを悪者にするな

中国に限らない。アメリカのインフルエンザも猛威をふるっている。
過剰に恐れおののいて、恐怖をあおるだけの情報に惑わされるな。

あわててマスクを買いに行くのは正しいのか。10倍以上の値段で買うのは意味があるのか？
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200209-00010000-chugoku-soci
正しく扱わなければマスクが病原体にまみれ、感染源になる。

アルコール消毒（消毒用アルコール）も品物がなかったり、アホほど高い値段になっていたりする。が、家庭で使うならハイターなどの塩素系漂白剤を薄めて使えばいい。
http://www.shionogi.co.jp/infection_navi/prevention/disinfection.html
洗い流せるものなら、水道水で洗い流すだけでも意味はある。

それよりも、コロナウイルスのエンベロープは普通の石鹸にも弱いことがわかっている。石鹸で手を洗うことがなによりの予防になる。日本政府もマスクより手洗いを推奨している。
https://www.kantei.go.jp/jp/headline/kansensho/coronavirus.html

あと、気温と湿度を十分高めに保っておこう。ウイルスは低温・低湿度のほうが感染しやすいらしいぞ。

そういった情報を間違いなく知っているはずの高名な医師はというと
https://twitter.com/katsuyatakasu/status/1226285694605086720
警鐘を鳴らしている、といっているが、結果的には日本人の恐怖をあおっているだけ。
楽観論は論外だが、医師であるなら感染予防を呼び掛けてほしい。それこそが「病気と戦う」ことだし「本当に困っているひとを助ける」ことになる。
特に高須医師の大きな影響力は「正しい知識・予防策」を広めるにはとても大きなちからになってくれるはず・・・なのだが・・・

二階幹事長は中国にマスクなどを大量に送っているが
https://snjpn.net/archives/178727
言い換えれば「感染を中国国内で押さえろ、他国まで感染を広めるな」という意味にもなるし、日本は「困っているものを見捨てない」という大きなメッセージを世界に発信することにもなる。中国に恩を売っておくべき時期でもある。
私には反対すべき大きな理由はない。

WHOの問題もある。日本が約10億円を拠出するからと文句を言っている人もいるが、WHOがどんな機関なのかご理解いただけていないらしい。WHOは国連の機関のひとつだが、ほとんど連絡機関といってもいい。どこの国に対してであれ、勝手に担当者を派遣することはできず、強制力もない。これまで何度か改革の話もあったが、国家の主権をどうこうできるわではない。
日本にとって重要なのが「台湾」だが、中国の反対によって台湾はWHOに加盟できていない。つまり、拠出金は台湾の加盟、日本主導によるWHO改革などのチャンスを後押しするもの、これも反対すべきではない。

そして、大切なこと。
病人や感染者を悪者扱いしてはならない。それは絶対にやってはいけない。
まわりから攻撃されることになれば、病人は自分や自分の家族の病気を隠すようになる。
それは感染源を隠すことと同じだ。感染症を防げなくなる。いつまでたっても、感染症・伝染病が収まらない結果をまねく。
人権より人命が大事？馬鹿いうな、病人を守れないヤツに人権も人命も守れるわけがない。

■中国からの帰国者に「見学は無理」　過剰反応の幼稚園
(朝日新聞デジタル - 02月09日 15:34)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=5967066