12月7日 江戸前一朝独演会 中野芸能小劇場
小屋良し、師匠良し、演目良し、乱暴者の主人公の大声まで
可愛いくて、優しさに包まれて、氷雨の中野で暖かく過ごしました。
春風亭朝七 猫と金魚
春風亭一朝 天災
春風亭一朝 冨久
朝七さん、何度聞いても上手い前座さんです。
二つ目昇進で、朝枝を襲名するそうです。
上手い前座さんで有名でも、二つ目は、群雄割拠ですので、
埋もれないように頑張ってもらいたいと思います。
一朝師匠の天災、乱暴者の主人公の八五郎、
マクラで、田舎者とは、井の中の蛙、
江戸っ子とは物の道理が分かってる人、
とすると、八五郎は江戸子ながら、
てれかくしで、わざと乱暴に語っているようで、
乱暴な言葉遣いが、どこか可愛くって憎めないキャラなのは、
師匠の人柄か。
乱暴な言葉遣いが不快な落語家っていますから。
長屋の皆さんともども、幸せな庶民で生きていくんでしょうね。
トリネタの冨久
幇間の久さん、酒でしくじる以外は、優しくって可愛い人柄
師匠で聞くと、乱暴者も、酒でしくじる人も、みんな良い人
精一杯生きていながら、食わねど高楊枝の許せる見栄っ張り
幸運が舞い込んで、見栄を忘れて、喜ぶさまがまたよしです。
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