8月22日 月例三三独演 イイノホール
三三師匠の、釈ネタで、地の語りをじっくりと、師匠の話芸を聴く
柳家三三 たけのこ
春風亭昇々 ちりとてちん
柳家三三 魚屋本多
柳家三三 蛙茶番
「たけのこ」兄弟子の、故喜多八師匠で聴いて、
たわいのない噺が面白い、と感じてから、出会ってない噺です。
三三師匠は、少し重みのある武士の冗談が粋です。
「魚屋本多」何回か聴いてます、本多の殿様が、
思いもかけず出会った息子を前に置き、家臣に聴かせる、
落ち武者になって生き延びた話と、世話になった、父親と娘への
思いを語る語り口が、釈ネタらしく、しんみりと心地よいです。
ひょっと出てきた男を士分にするを、家臣に了解させようとする
親心を語るのは、さすが釈ネタですね。
「蛙茶番」三三師匠では、初めてかな。
しんみりさせた魚屋本多の後、バカバカしい噺で、お開き。
蒸し暑い夜も、笑って爽やか、至福の落語会でした。
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