ヒビノキ636（9月8日〜9月14日までの１週間／週後半）

2019年９月８日〜2019年９月14日までの１週間分の日記です。
この日記は先週の木曜日〜土曜日までの週後半の日記です。

■2019／９／12／Thursday
　映画の感想やらんとなあ。
　８月公開の映画は、結局、『ロケットマン』しかみなかったんだな。

『まちカドまぞく』 第10話　「ご先祖は進化する!! メガネが映す暗黒部屋」
http://www.tbs.co.jp/anime/machikado/
さらっと本気の焼きうどんレシピをいれてくる。
Ａパート。小倉ァ！　魔族と魔法少女を容認する世界で、
オカルト少女などもはやめずらしくもない。
だが、作中一番ヤバめな小倉ちゃんのメイン当番回がついに。
シャミ子は桃色魔法少女がプロデュース途中。企画は一旦、私にも通して、
と桃は要求。この子孫の危機に、ご先祖が身を差し出し、犠牲を払う。
ごせん像にキモい手足が付く紆余曲折はありつつも、
桃が作り出す、ご先祖のホムンクルスかわええな。
Ｂパート。この笑顔まもりたい。ちよももへと借りたパソコンの調子が悪く、
吉田姉妹が桃のお宅訪問。良子は桃が魔法少女だとわかってはいたが、
シャミ子の軍門へ桃がくだっているものと勘違い。
良子の誤解をシャミ子は解消しようとこころみるも、
その笑顔は桃の意志すら曲げる。秘密をリークしそうなミカンを、
いや、やめて配下になるから！　と、木魚の音の中で説得（？）し、
少女の笑顔はまもられた。

■2019／９／13／Friday
　自宅では２日連続でエアコンいれなかった。

『Dr.STONE』 第11話　「CLEAR WORLD」
https://dr-stone.jp/
ガラスを手に入れた。
サルファ剤／サルファ薬を精製する階段を着実に上る千空たち。
電気を手に入れた千空らは、
さらなるステップ――ガラスの製造へ踏み出し……。
現代人の我々はガラス ＝ 「すぐ割れる」「すぐ壊れる」イメージがあるが、
本来、ガラスは超硬質な素材。くわえて透明で中身を確認でき、
内部へと入れた物質へ変質――この部分が一部すごいよなあ。
金属、土類、石類だと器の成分が溶け出す／染み出す――を発生させない。
ただ、ガラスの加工には優れた成型技術が必要。
そこでカセキのじいさんが登場するのか。
てか、このドワーフ的職人魂とマッスルのステロタイプよ。
千空の言う様に、頭のてっぺんから足の先まで職人なら、
ガラスっていうはじめて目撃する素材に、だまってられるわけないよなあ。
そのガラスを使い、スイカに眼鏡を作る一連の展開は、
本来「万人に平等をもたらす科学」の基本理念を体現していてすごくよかった。

『グランベルム』 第11話　「たとえさよならが届かなくても」
http://granbelm.com/
ネガティブよりポジティブな進め方でいいかと――。
自身が、新月の作り出した「人形」だと知った満月。
満月は九音の姉の四翠と出会い、
彼女が妹の久音の“要素”を完全に忘れ果てたわけではないのを把握。
自身の運命を受け入れて……。
結局、新月の悩みや迷いは、満月が自身の強さの中で自己完結してしまったな。
魔力の消失 ＝ 自身の消失。
だが、満月は新月の願望 ――「魔力をなくす」のために協力する。
以後の展開は最終回しだい……というか「新月がなにを選択するのか？」
ともあれ、とにかく悲劇がねじれてねじれて、みんなが全滅とか、
いびつな代償あるゴールより、こういう「強さの果てに犠牲を受け入れる」
最後の方が好感。というか単純に「ぐずぐず」「どろどろ」
した犠牲のパターンがおおすぎなんよな。
覚悟をきめた満月最後のワガママ――みんなでキャンプは必要だったろうが、
来週の最終決戦 ＋ 最後の結果を残り１話でやんのか。

『荒ぶる季節の乙女どもよ』 第11話　「男女交際禁止令」
http://araoto-anime.com/
最後に急にアニメらしい「ハッタリ」になったなあ。
それぞれの感情と思惑が擦れ違う中で、新菜は「泉が好き」と素直に和紗へ告白する。
一方、十条が妊娠・退学するなかピリピリする校内。
今度は、り香と天城が、事故とはいえホテル街周辺で行動した事実が問題に。
学校は「男女交際禁止」を打ち出し……。
「疑惑」でしかないのに「いまどき」こんなことをやれば、
「ブラック校則」で学校炎上やろ。
急激に現実的ではなく物語的にシフトする展開はおいておくけど、
和紗と新菜は腹を割り関係修復。同時に以前より強い友情を育む。
もちーんと本郷ちゃんはどうなのかな？　今回のミロ先生拉致監禁で、
最終回に文芸部は「もとさや」におさまりそうだけど。
ただ、このルーザー２人の結末を個別に描く余裕はあるまいよ。
最後は泉が和紗をとるのか？　新菜をとるのか？　でシメそう。
その泉を含め、ミロ先生や、新菜にぶん殴られた三枝など、
男共はふりまわされっぱなしだな。

■2018／９／14／Saturday
　『Us―アス』――。

　「ハンズ・クロス・アメリカ」が映る冒頭の場面で、本作が単純なホラーでなく、
　格差と同時にそれを「見ぬ見ぬフリする社会」の提起だというはのはあきらか。
　もっとも「ハンズ・クロス・アメリカ」の映像自体が最後の反転へ強く貢献する。
　前作の『ゲット・アウト』にくらべグロとゴアは増量。ただ、コメディよりにも。
　ゾーラが何度もパターで相手をぶちのめす場面わらっちゃったよ。

『鬼滅の刃』 第24話　「機能回復訓練」
https://kimetsu.com/anime/
女子とたわむれるためには壱の型の雷の呼吸すら漏れる。
しのぶの屋敷の入院し、
治療に当る炭治郎、善逸、伊之助ら３人。
だが、快復と同時に炭治郎たちがはじめた機能回復訓練で、
みんなは栗花落（つゆり）カナヲに一切ふれることがでぎず……。
炎柱の煉獄が、ほかの隊士に協力するため、屋敷を出立するのがアニメオリジナル。
結果を把握している読者は「せつない」。
機能回復訓練自体も、ちょいちょい描写をふくらませているが、
「無限列車」はやらんらしいし、まあ、物語全体もすすまんよね。
もっともセールスをかんがえれば順当に２期がありそうで、
むやみに巻く必要もないんだろうが――。
今回の見所は善逸劇場……というか下野　紘劇場。おまえは本当、
普段からそのスペックを有効活用できないのか？
炭治郎と伊之助をひるませる気合と、本気の身体能力でアオイを圧倒するのワロタ。
ただ、前回の感想のとおり、機能回復訓練、２話もいらん／もたんよなあ。