2019年７月14日〜2019年７月20日までの１週間分の日記です。
この日記は今週の日曜日〜水曜日までの週前半の日記です。
■2019／７／14／Sunday
仕事。（年間休出回数16回目）
『からかい上手の高木さん�◆� 第２話 「氷／外見／前髪／バレンタインデー」
http://takagi3.me/
いちゃいちゃ。【氷】 季節は冬に。通学路の氷を「どれだけ長く持ち運べるか」
そんなの競争する中学生男子と中学生女子なんておらんやろ。勝負うんぬんより、
西片のカイロをゲットし、微笑む高木さんの口元だけのカットがずるい。
でかい氷ならば勝負に勝つ！ と、思い込む西片がかわいすぎか。
【外見】 （西片が髪をちょっとだけ切ったのがわかりつつ）
「ここかなー」「あれかなー」と中学男子を煽る、ASMR的高木ボイス。
わかっててやってる高木さんの悪い顔が好き。
【前髪】 『あしたは土曜日』より。前髪をカットしすぎ、
作画的アイデンティティを失うユカリちゃん。
【バレンタインデー】 草食化・少子化がいくらすすんだとはいえ、
今時の学生男子も２月14日は、ドキドキ・そわそわするんじゃろうな。
西片が高木さんのチョコを意識しまくり、
真野ちゃんが中井くんにチョコを渡す頃合を図る。
それをお目溢してやる田辺先生。浜口、木村、西片たち敗北者組の悲哀
……だけれど、高木さんが西片にチョコレートをくれないわけがないよね。
『BEM』 第１話 「WATER」
https://newbem.jp/
68年の放送から約50周年を記念して制作する『妖怪人間ベム』のリブート作品。
悪徳はびこる都市リブラシティ。
その下層区域アウトサイドへ、
左遷されてしまう女性刑事サマーズは、着任早々、奇妙な変死事件へ遭遇する。
捜査も中で彼女はベムと出会い……。
舞台は架空の都市で、このあたりは、
そもそも現代と似た架空の世界であった原曲と一緒。連続変死事件の犯人は、
人間になりたいと願う、ベム、ベラ、ベロとは真逆の存在。
何者かにより妖怪の力を得た元・人間。
対立構造としては「わかりやすくて」いいんじゃないかな。
そのおかげもあって、初回はよくまとまっている。
今回はベムにスポットを当て、次回でベラ、３話でベロって構成なんでしょう。
キャラクターデザインは村田蓮璽。作監の総括が砂川正和で、
１話のデキは上々。シャープな線でおしゃれにまとめている。
ただ、物語自体はいかんせん地味だな。とってはおきます。
■2018／７／８／Monday
夏季テレビアニメの初回感想終了。
まあ、「ハッ」とするものはなかったな。
18年の第４四半期から、１クール作品ではなく２クール作品が増加し、
続編だらけの構造は、原作を消費しすぎた結果と収益構造の変化なんでしょう。
『かつて神だった獣たちへ』 第３話 「ミノタウロスの要塞」
http://katsu-kami.com/
ヒロインのかわいさをおしていく。
かつて“擬神兵”部隊のリーダーであったハンクに、
目の前で父親を殺害されてしまうシャール。
シャールは複雑なハンクの事情を見て旅の同行を申し出る。
２人は部隊の一員、セオドア（ミノタウロス）が、要塞を作り続ける町へ向い……。
臆病なセオは、戦中、戦争が怖くて怖くてしょうがなかった。
そのセオに、備えれば落ち着けると、助言したのはハンクだった。
セオは言葉を守り、戦後も要塞を作り備え続けた。
自身の臆病な“心”を要塞で封じ、安心させるために。
百歩ゆずって要塞建設自体はいいかもしれん。……が、方法が問題で、
セオは家々を破壊して要塞を作る。そりゃうとまれて当然だ。
父親を殺害されてしまうシャールが相手を説得できないのか？
と、かんがえるのは真っ当。だけれど説得できないところが、
この作品のかなしさか。同時に、以後、そういう結末しか作品にはない。
ミノタウロスとウェアウルフの殺陣はよかったな。
『コップクラフト』 第２話 「DRAGNET MIRAGE」
http://copcraft.tv/
ティラナかわいいという小並感。
まさしく凸凹コンビとなり、妖精誘拐事件を追うマトバとティラナ。
２人はティラナが“死人（しびと）”と呼ぶ存在へ、ふたたび襲撃をされる。
検死の現場で“死人”からラーテナ（魔力）を感覚したティラナは、
彼等がフェアリー・ダストを常用。フェアリー・ダストを介し、
セマーニのミルディータ（術師）へ操作されていると確認して……。
武器を手放さず、ホテルから追い出され、ティラナがマトバの自宅へ転り込む。
その一連の物語のなかで、アレルギーがあっても、
引き取り手がないネコを世話するマトバのやさしさ。
そのマトバへ心を開き、地球に不慣れな自身へ向けた心遣いに感謝するティラナと、
交流を深化する。この２人の関係と同時に、黒幕を登場させ捜査を掘り下げる。
こういう部分をスムーズにできるところが、やっぱりヒットメーカーの原作だな。
演出は、いかにも板垣伸ばりで、
線数ひかえめの作画はやっぱり充分動かすためが目的だと２話を見て思う。
原作の配分は３話で１巻消費の４巻まで？ それとも４話で１巻消費の３巻まで？
■2019／７／９／Tuesday
『クトゥルフ・ダークエイジ』にマジックミサイルみたいな、
特技と呪文ってあったよな、と思い、確認をすると、
そんなものは一切なく、そもそも“特技”などなかった、
なにかと「ごっちゃ」になってるな。
■2019／７／10／Wednesday
（mixi日記における2008年分「９月」「10月」の日記を削除完了）
mixi日記における2008年分「11月」「12月」の日記を、
2019年７月26日をもち削除します。
『キャロル＆チューズデイ』 第14話 「The Kids are Alright」
http://carolandtuesday.com/
ホラー映画でキラーが初登場するみたいな演出はやめろ。
キャロチューの歌をエサに伝説のプロデューサー・トビーを誘き出す作戦に出たガス。
登場した斧男は、正真正銘、トビーであり、
じつにアナログな方法で彼は２人の曲を収録しはじめ……。
デジタル vs アナログの構図を加速する展開。その基本構成はいいが、
後半になってから、音楽以外の物語要素に尺を割り振りすぎです。
たとえば、“現在”のアメリカ保守の支持獲得戦略を彷彿とさせる、
選挙参謀ジェリーの進言（地球との貿易停止）。
キャロルの父親（ダン）の登場から正体バレ。
チューズデイと母親の関係について、
フリーランス記者カイルがインタビューを要求するなど、ちょっとつめこみすぎ。
結末の着地地点のために露骨な土台の積み上げを感覚する。
これって、前半でこれらの要素をバランスよく配分せず、
一気に噴出させるからだよなあ。
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