『コロナ』は、冗談では済まされませんよ、というお話

『コロナ』は、冗談では済まされませんよ、というお話。

いわゆる「バカッター騒動」がおさまったと思えば、今は「コロナ」に関する悪い冗談を言う人が増加してきています。

家電量販店なりに行って、「俺はコロナだ。陽性だ。」なんて言って、偽計業務妨害罪で逮捕されるケースもついに出てきましたからね。

ここまで来ると、「バカみたい…」となるわけなのですが…

会社でくしゃみをして思わず…

「ハハ…俺もしかしたらコロナかな（てへぺろ）」

これ。もう今は冗談では済まされなくなりましたので。
くれぐれもご注意くださいませ。

そして、関連する詐欺事件も多くなってきました。

よく作るよなぁっていう電話詐欺。

「そちらの地域の水道管にコロナが付着しているという情報があり、除去作業にウン万円かかることになりまして…」とか。

「あぁオレオレ。ゴホンゴホン…ごめん。コロナにかかっちゃって今ちょっと声が変でさ…。実は会社で損害出しちゃってさ。ウン万円貸してほしいんだよね。」とか。

あとは、コロナに関するデマさまざま…

〈今回の武漢ウイルスは耐熱性がなく、26―27度の温度で死にます。そのため、お湯をたくさん飲む。親戚にお湯を飲ませれば予防できる。陽射しの下に行ってください。冷たい水、特に氷水を飲まないでください。お湯を飲むことはすべてのウイルスに効果的です〉

また、ここ最近確認されているデマ情報の例です。

「ロックダウンは、今日（3月31日）発表で、開始が4月1日から3週間。議員秘書から連絡きてます。私の友人の信頼できる外食上場企業の社長からです」

「先程、確かな方から下記の情報が入りました。民放各社にも連絡が入ったようで、今晩 or 明日の晩に安倍総理の緊急会見があり、4月1日からロックダウンという発表があるとのことです。期間は二週間〜三週間で長引く可能性があるのでは...という見立てのようです」

「100%の確証はないですが...昨日深夜、民放数社のプロデューサーから◯◯さん（著名人の名前）に連絡があったようで、今朝方、ご本人から連絡があった内容なので、緊急会見の開催はかなり高い確率で行われると思います。準備を進めたいと思います...」

【デマ情報に惑わされず、情報元の確認と冷静な対応を】
1. 人づての話は勇気をもって「疑う」こと。
2. 常に政府機関・自治体などの公式情報を確認する。
3. ネットメディアやブログ等の情報はアクセス数を稼ぐために、不確かなもの、センセーショナルに書かれているものも多く存在する。本当に事実確認されているか、科学的検証がされているかを冷静に見るようにする。
4. 少しでも疑念をもったり、自分で判断できない情報はシェア（リツイート等）しない。
5. 情報をシェアすることは、“善意であっても”自らが情報の拡散に加担しているということを認識すること。

『政府が言えないコロナの本当の真実』とか…
『まだ未発表だけど、どうやらいついつに、緊急事態宣言が出ることが決まったらしい。これとにかくすぐに拡散して。』とか…

ラインで回ってきたら、皆さんどう対応しますか？

鼻で笑っちゃう人もいれば、真面目に拡散する人だって、間違いなく一定数いると思うんですよ。

それほどこの『新型コロナウイルス』の見えない恐怖感が広がっているということなんでしょうけど。

情報の真偽は慎重に、慎重に確認してください。

「自分は正しいことをしている」と盲信しないためにも(*_*;