天皇陛下「60歳」にあたり…
「60歳」といえば、誰もが口々に言う「還暦」という言葉。
「十干十二支」…「甲乙丙丁…」からなる「十干」と、「子丑寅卯…」からなる「十二支」が「一回り」することから「還暦」と呼ばれるわけなんです(^○^)
これ。地方によって「お祝い年」に違いがあり、「満60歳」で祝う地域もあれば、「満61歳」で祝う地域もあるようなんですね。
で、本題の、天皇陛下「60歳」に関して。
初代「神武天皇」から数えて、現在の天皇陛下までで「126代」を数えるわけなのですが…
「人生五十年」と言われた時代が長かったように、人類が「60歳」まで当たり前のように生存できるようになったことでさえ、まだまだ「近現代」、ごくごく最近のことなんです。
実際、「明治天皇」でさえも、「満59歳」で崩御されていましたからね。(1912年)
「大正天皇」は、生来病弱だったこともあり、「満47歳」で崩御。(1926年)
そして、「昭和天皇」が「満60歳」の時は、昭和36年。1961年の時でした。
「上皇さま」が「満60歳」の時は、平成5年。1993年の時でした。
そして、「天皇陛下」が「満60歳」が、令和2年。2020年となったわけです。
さかのぼって、江戸時代。
260年続いた徳川幕府の間での歴代天皇は、第107代「後陽成天皇」から、第121代「孝明天皇」までの15人だったわけなのですが…
この歴代天皇の中でも、「満60歳」以上存命だったのは、わずか5人しかおられなかった、ということなんですよ(・_・;)
というわけで、今日は、メディアであまり取り上げられないであろう、天皇陛下「満60歳」についてでした
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