「自分第一主義」の蔓延。
SNSの普及のせいなのか…
近頃蔓延してきた「自分第一主義」という考え方。
これ。推測ですが、アメリカのトランプ大統領就任以降からなのかと思ったんです。
トランプ大統領の就任以降、世界各地で「○○のトランプ」という為政者が次々に誕生しているわけなんです。
そして、広がる「自分第一主義」の蔓延なんです。
具体例を色々挙げたいところなのですが、政治的な内容を書くとまたキリが無くなるので…
分かりやすいのは、ネットニュースのコメントで…
「どうでもいい」
「こんなの(ニュース)伝えるより、もっと他に伝えることあるだろ?」
となる状態のことですかね。
mixiニュースを熱心に読まれている方ならご存知であろう、「誰やねん芸人」の存在。
元「ア○シ」、現在は「あ○る」や「break head」などなど…
ピンとくる方も多いと思います。
名前を様々変えつつ、「一定の知名度」以下の、ありとあらゆる(といってもいいくらいの)芸能人すべてのコメントで「誰やねん」とだけコメントし、毎回一定数以上の「イイネ!」がつけられているわけなんです。
まあ、これはまだいい方かも…
ただ、「どうでもいい」というコメントもしかり。
「こんなの(ニュース)伝えるより、もっと他に伝えることあるだろ?」というコメントこそ、「自分第一主義」だと思っちゃうんですよ。
放送時間枠が決まっている、「テレビニュース」ならまだ理解はできます。
ただ、膨大な情報があふれる「ネットニュース」でそれを指摘するのは…ちょっと違うんじゃないかなと…
だって、「取捨選択」するのは、他ならぬ「読み手自身」そのものなんですから。
今の世の中、人間関係、仕事関係で他人に言えないことがあっても、SNSがその「はけ口」となり、そしてそれに同調(イイネ!)してくれる人がいることで、「安心感」が生まれ、「自分の考えは正しかったんだ」→「あの人(会社)が間違っていたんだ」→「やっぱりブラック企業だったんだ」と、どんどんエスカレートしていくわけなんです。
そんな中で「それくらいなら我慢しなよ(妥協しなよ)」とでもアドバイスしようものなら、それもSNSが「はけ口」となり、「そんなこと言われたの?あなたは間違っていないよ。そんなふざけたこと言う人がおかしいんだよ」→「そうだよね。自分は正しい。(その人が間違ってるんだ)」となっていくわけなんです。
こういうやり取りに思い当たる方は、より物事を慎重に考えていったほうがいいかもしれません。
若い世代が、「40代」、「50代」以上の世代の「武勇伝」を何気なく聞かされ、不快に思うのも、そんな心理からだと思うんです。
「今はダメだけど、昔なんて上司からフツーに指示されたし、我慢して引き受けてたけどなぁ…」
これに対して、「そうですよね。もっと頑張ってみます」なんて思う若い世代はもう貴重かも…
大半は、「なにこの人…。時代錯誤すぎでしょ。ホント昭和の考え方持つ上司はイヤだわ」と、その場では心の中で感じ、それをやはりSNSで「はけ口」にして…という流れなわけなんです。
「世代間ギャップ」、「ジェネレーションギャップ」なんかもこの辺から感じてくるものだと思われます。
「セクハラ」は論外としても、わずかなことでも「パワハラ」とされてしまうこの「令和」の時代。
若い世代とはもはや考え方そのものが違うので、慎重に接していくしかないんだろうなぁと…
日々、中高生と接しているSheepは思う次第なのです。はい(^_^;)
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