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2020年02月18日08:19

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聞き間違えられやすい言葉2つ…「利する」と「5期ぶり」

今日はこちら。

聞き間違えられやすい言葉2つ…「利する」と「5期ぶり」

まずは「利する」という言葉。

もう今の時代は、「ビジネスの場」でも使う人は減った気がします。

無論、日常で「利する」を使う人は…皆無でしょう(^_^;)

これ。辞書的な意味合いは、「(その者の)ためになるようにする。利益・便宜があるようにする。」なのですが…

「りする」という発音が、「ディスる=disる」(俗に、相手を否定する、または侮辱することなどを意味する表現)に取って代わってしまった気がしたんです。

日常で全く使われなくなったこの「利する」ですが、ニュースでは時たま使われているんですね。

たとえば、「この政策は、結果的に中国を利することになり…」などの使われ方なんです。

文章として書けばなんの違和感もありません。

ただ、いざこれがニュースで読まれると…

「この政策は、結果的に中国をディスることになり…」と受け取られるようになり…

ネット上→「今ニュースで中国をディスることになりって聞こえて、ついにニュースでもそんなスラング使うのかと思ったら、利するか。聞き間違えるわ。」

「中国をディスるって…そんな言い方ニュースで言っていいのかよって思ってたら違った。」

ニュースでも頻繁に使われるわけではない「利する」という言葉ですからね。

流れた途端、Twitter検索して「ネット上の反応」を確かめるようにしているんです(^o^;)

「利する」と「ディスる」。

大昔から存在する「利する」と、時代を経て誕生した「ディスる」という、「正反対の意味」でも「似た発音の言葉」が交錯する瞬間、というのがある意味「興味深い瞬間」でもあるんです(;・∀・)

そして、もうひとつ。

「5期ぶり」というワードなんです。

これは昨日流れたこのニュースからなんです。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200217/k10012288581000.html
『GDP10〜12月期 年率マイナス6.3% 5期ぶりのマイナスに』

経済ニュースのワードとしてしか聞くことがないであろう「○期ぶり」というワードなんですが…

これが「5期ぶり」という言い方になれば、「耳への入り方」は大きく違ってきます。

言うまでもなく、「5期ぶり=ゴキブリ」に聞こえてしまうわけなんですよ(・_・;)

この「GDP」のニュースは、昨日の午前中を中心に、NHKのニュースで何度か読まれたものでした。

『ニュース聞いてたら5期ぶりのマイナス成長をゴキブリのマイナス成長と空耳アワーな朝。』
『5期ぶりのマイナス成長.... え? ゴキブリ?ってなった』
『テレビ「GDPがゴキブリのマイナスで」 何いってんだこいつと思ったけど「5期ぶりのマイナス」か。俺の耳が腐ってたわ。』
『テレビで『ゴキブリのマイナス成長です』と言っていたので「今年はGが少ないんだ!」と浮かれていたけど全然違った』
『寝起きにメガネつけないでテレビ見てたらゴキブリのマイナス成長って聞こえて何事かと思ったら5期ぶりね。びっくりしたわ。メガネあわててつけて確認してしまった』

いろいろ載せてみましたが、これほんのごくごく一部に過ぎませんからね(^o^;)

今日は、「利する」と「5期ぶり」という言葉について取り上げてみました手(パー)
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