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2020年01月20日10:18

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時代を経て…大横綱それぞれの変遷…「千代の富士」×「貴乃花」×「白鵬」

最近では、NHKで『AI大相撲』なんていう企画も放送されていたりしますが…

両横綱不在でちょっと面白みにかける初場所。

今日はこちらを再掲載してみたいと思います。

内容自体は2017年7月に書いたものですので、そのつもりでお読み頂ければと思います。

この当時、白鵬「1043勝」を達成したことを受けて書いたものです。

では、まずは千代の富士の記録から。

通算勝利数「1045勝」の記録を持つ千代の富士。

そんな彼の「晩年」の成績はというと…

1990年7月場所…12勝3敗

1990年9月場所…全休

1990年11月場所…13勝2敗(31回目の幕内優勝)←これが生涯最後

1991年1月場所…2勝1敗ののち、途中休場。

1991年3月場所…全休

1991年5月場所…1勝3敗(うち1敗は不戦敗)で引退発表。

千代の富士が「1043勝」を記録したのが、1991年1月場所の初日。隆三杉からの白星でした。

そんな1991年1月場所で……

貴乃花…当時の貴花田は西前頭9枚目。

この場所の成績は6勝9敗でした。

1991年3月場所…東前頭13枚目で12勝3敗。

この成績により、貴花田は殊勲賞と技能賞を受賞。

そして1991年5月場所…初日でした。

対千代の富士戦。

のちに「伝説」と語り継がれることになった、千代の富士×貴花田戦です。

この取組みでの貴花田の勝利により、千代の富士は引退を決意。

貴花田は、その後横綱に白星がなく、負け越しにより番付を下げたり…

再び番付を上げたときも、当時の横綱の途中休場や、引退による「横綱不在」も重なり…

貴花田…のちの貴乃花にとっての「金星」は…1991年5月場所初日の千代の富士からの金星。

これが貴乃花にとって、結果的に「生涯唯一」の金星となりました。

また、千代の富士としては、2日目の対戦相手、板井に勝利。

これが千代の富士生涯最後の勝利となった「1045勝目」でした。

そして時代を進め…2001年5月場所…13勝2敗。

当時の小泉首相による「感動したexclamation ×2」はあまりにも有名あせあせ

ただ、怪我を押しての優勝により、その後7場所連続休場。

休場明けの2002年9月場所は12勝3敗。

翌11月場所は、再び全休。

2003年1月場所で、4勝4敗(うち1敗は不戦敗)で引退発表。

通算勝利数は794勝でした。

そして白鵬です。

上でも書きましたが…貴乃花の件で…

>そして時代を進め…2001年5月場所…13勝2敗。

>当時の小泉首相による「感動したexclamation ×2」はあまりにも有名あせあせ

そんな2001年5月場所で…

白鵬は、初土俵から2場所目の東序ノ口の16枚でした。

あの「感動したexclamation ×2」と同じ日に…

当時はニュースになることすらなかった、のちの横綱白鵬が、初土俵2場所目だったわけですね。

白鵬と貴乃花の対戦は実現しませんでしたが…

貴乃花の晩年当時に対戦していたら…

いや、それぞれお互いの「ピーク時」に対戦していたら…

そんなことも考えずにはいられないんですよね。

千代の富士の全盛の80年代に、白鵬が横綱として在位していたら…

それこそ、千代の富士や北の湖らと、毎場所「好勝負」を繰り広げていたのかもしれませんしね。

ま、そんなことを考えていてもキリがないですが…。

白鵬があと何年現役でいられるか。

そして、白鵬引退の後は、間違いなく角界の勢力図はガラリと変わります。

そんな世界を想像してみるのもまた一興かもしれませんが。

白鵬に相当する力を持つライバル横綱が存在しなかった。

そのことが、白鵬のこれだけの記録を作ったと同時に…

「まあ優勝は白鵬だよね」の空気も作り出してしまったわけですからね。

それがなんだかもったいなかったなぁというのが…

今の角界に、私から言える感想です。
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