「怪傑えみちゃんねる」
さて、この番組ご存知でしょうか。
関西ローカルのゴールデンタイムの番組で、1995年から24年続くこの長寿番組。
先週から関東ローカルの15時50分からの枠で「再放送」が始まりましてね。
ネットでも様々な反響が出ているようです。
かくいう私自身、ここでも何度となく書いていますが、親が関西出身のため、子ども時分の1980年代、1990年代の夏休みは、ほぼほぼ祖父母宅(兵庫県伊丹市)で過ごしていたのもあり、当初からこの番組は知っていたんです。
関東から関西に行くと、いやそれ以外の地方でもいいのですが、まず感じたのが「ニュース番組のローカル枠」というもの。
関東では「すべて同じキャスター」なのに対し、各地方地方では「別番組」としてキャスターが組まれていますからね。
最初感じた違和感はそこでした。
番組が始まり、まず地方キャスターが挨拶。地方ニュースと特集の紹介をし、では全国のニュース○○さんです→全国ネットに切り替わる(1990年代のとある実際のニュース番組での放送形式でした)という感じのを楽しんでいました。
で、本題の「怪傑えみちゃんねる」のお話し。
今でこそ「毎週金曜」に変わりましたが、当初は「毎週月曜」でした。
これが関西ローカルの「関西テレビ」で放送されていたわけなんです。
※現在は毎週金曜ですがね。
今でこそ、「ネプリーグ」で定着した、フジテレビの「毎週月曜19時枠」ですがね。
1990年代は、数年単位での番組交代を繰り返していたんです。
とにかく2年持てばいいというくらいにコロコロ番組が変わっていたんですよ。
なにせ「裏番組」は、TBSは「100人に聞きました」からの「東京フレンドパークI→II」ですよ。
日テレは、アニメ枠2本立て。
ちなみに「名探偵コナン」スタートは、1996年1月からでした。
※当時は毎週月曜19時30分から。
そんな低迷の中、ようやくヒットさせたのが…
「愛する二人別れる二人」だったんです(;・∀・)
苦しみ抜いた中での大ヒット…
最高視聴率も20%を記録するまでに…
上層部もホッとしたそんな時に…
あの「番組やらせ問題」が発覚し、なんと1年ちょっとで打ち切りに…( ;∀;)
そしてまた再びコロコロ番組が交代することに…
そんな中で、あの「ほん怖(ほんとにあった怖い話)」が、月曜にやってきた時代があったんです。
今の子どもたちにとっては「ほん怖」は、「特番」のイメージしかないため、レギュラー放送していたことを話すと驚かれるんですがね。
「ほん怖」自体は、最初は土曜19時だったものが移動しての月曜19時になり、半年間放送して、現在の「特番スタイル」に変わりました。
ちなみに、「土曜ほん怖」の後番組が、「脳内エステIQサプリ」だったことも付け加えておきたいと思います。
そしてそして…
「ほん怖」のレギュラー放送終了を受けてスタートしたのが「ネプリーグ」だったんです。
当初は毎週水曜23時の深夜枠のを、毎週月曜19時枠に持ってきてヒットさせ、現在に至っているんです。
2003年4月から2年間、深夜枠で放送した後、2005年4月から、毎週月曜19時となりました。
このヒットが、結果的に「フレンドパーク」を追い込んだとされていますからね。
かつて、「ひょうきん族」が「全員集合」を追い込んだように、時代を経て再び、「ネプリーグ」が「フレンドパーク」を追い込んだ…
フジテレビとTBSの因縁がここにあるんです。
で、そんなコロコロ番組が変わるのを見てた上で、夏には関西に行っていて、「まだこの番組(えみちゃんねる)やってるんだ。スゴいなぁ(*_*)」と思っていたのを覚えています。
それで子どもの頃から知っていた「怪傑えみちゃんねる」の再放送が始まったので、ビックリしていたんですよ。
ネットニュースにもなっていました。↓
https://news.nifty.com/article/entame/showbizd/12184-46012/
関西ローカルだけに、なるほど、知らない人は全く知らないのかぁと思い知らされました(;´∀`)
まあ、あの時間帯は「相棒セレクション」の牙城(日々視聴率10%前後を記録)なので、どこまで対抗できるか、という感じなのでしょうね。
関東に住んでると、「西の女帝」上沼恵美子さんは、「おしゃべりクッキング」と「生活笑百科」くらいでしかお見かけしてなかったもんで、改めて彼女の面白さに気付かされた次第ですわー←ちらっと関西弁(;^ω^)
番組の内容自体は賛否分かれているようですが、まあ向こうで長年続いている番組なので、ハズレはないと思ってます。
では、以上です
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