昨夜から本日はエアコン無しで眠れた。
ただし、窓は開けて風通しを良くした。
3時ごろから西日が強く、現在も夕日がさしている。
右耳も左耳と同じような状況になってしまい、昨日クリニックに行ったら、薬で様子を見て鼻水が抜ける事もあるので、一週間後に来てと言われた。
その後も詰まっているようなら、左耳と同様にチューブを入れる事になる。
耳がふさがっていると、自分の鼓動の音がオーバーに聞こえ、鬱陶しい。
この現象は、加齢と共に耳の中の穴までがうまく機能しなくなってきてしまう成人病の様だ。幼児が良くかかる滲出性中耳炎なのだが、幼児の場合は、成長と共に機能が改善するが、加齢者には治る見込みは無いようだ。
風邪をひかないように、鼻水で耳を塞がないようにするしか無いのだ。
どこかにも書いたけど、歳とるということは、若さを失っていくといくということである。
昔、子供の頃の国語の教科書に載っていた、オスカー・ワイルドの「幸せの王子」を読んで、裕福で幸せなのに自分の体の宝石などを貧しい人々に分け与えてしまい、最期は家来のツバメと共に亡くなるという話だった。
そんなに幸せなのに、なぜ自分から不幸になって行くのか意味が判らなかった。
貧乏家なので、私なら絶対にそんな事は出来ないなっと感じていたのだ。
だが、その宝石は人間の若さと活力ではなかったのかと、今にして思う。
成人し、立派に社会で働き、体を酷使して人にも貢献をして、無理がたたってなんらかの障害も起こるだろう。
あの王子のルビーやエメラルドで飾られた身につけた像の宝物は、若さだったのだとつくづく納得した。
やはり、今夜も暑い上に、疲れもとれない。体調が悪いと気力も半減する。
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