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2019年08月15日15:43

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男声合唱好き

お盆休みもなく、会社で仕事をしていて、少し飽きてきたので、しばらく書いてなかった文章を書いてみることにする。

さて、私の合唱歴は、大学男声合唱団からスタートして卒業後20年のブランクを経て10年ちょっと前に再開した。もちろん再開したのも男声合唱。声質的には、軽くて高音が出るので最初からトップテノール担当だった。まあ、上のAとか特に苦も無く出せたのでこのパートでの適性は問題ないだろう。逆に低い声はまったく出ない。5線から下の音があるとけっこう苦しく全体のフレージングにも影響が出てくる。

ということで、調子に乗って一般男声合唱団で歌ってきたわけなのだが、3年ほど前から、ピッチが上ずるようになってきた。原因としては、周りが下がるのを食い止めようとしているうちに上ずる癖がついてしまったようだ。もともと男声合唱トップだけしか経験していないため、ハーモニー感覚やそれを聞き分ける「耳」が出来ていなかったことが大きい。

ということで、修行として今まで嫌ってきた混声合唱しかもかなりレベルの高いところに3年間お世話になった。ここできっちりハーモニーについて訓練を受けたことが、今年からまた男声合唱メインに戻ったときに、3年前とは違った景色を見ることになった。

合唱にとって、ハーモニー構築は、これが出来なければ合唱にならないくらい大切なもの、もちろん、それ自体も重要なのだが、この和声感を感じることができる「耳」があると、実はフレージングにも大きな影響を与えているということが、最近実感できている。もともと高音はあまり苦にしない声なので、この感覚を得るまでは、勝手に一人で歌っていた感じが今になって思い当たる。

それが今の状況は、あくまで合唱のハーモニーの中でのフレージングが出来てきた感じが強い。これは主旋律を歌うときにとても重要な要素、ハーモニーはその色彩を持っているので、その中に主旋律の表現も入ってきている感じはしている。

ということで、最近の本番はけっこう満足できるものが多く、改めて男声合唱のトップテナーは一番自分には合っているなあと実感している。
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