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2017年01月08日09:55

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なにわコラリアーズ&東京ウィメンズ・コーラルソサエティジョイントコンサート

今年の合唱ライブ聴き始めとして、表記の演奏会を聴きに四谷の紀尾井ホールへ昨日行ってきた。これは、もうとても楽しめる演奏会で合唱の楽しさを満喫できた演奏会だった。

男声合唱のなにコラ2ステージと女声合唱の2ステージ、最後に混声合唱2曲+アンコール2曲という曲数もかなり多い演奏会で、どのステージも安定した演奏、卓越した表現力で観客を引きつけていたように感じた。

特に男声合唱好きの私としては、なにコラのプログラムはパンフレットで確認した瞬間、もう期待感で一杯・・・最初のステージは、シューベルトの男声合唱曲集・・・すべて知っている曲、あるいは歌ったことのある曲なので、なにコラの確かな実力、表現力、もう言うことなし・・・シューベルトの男声合唱の素晴らしさを見事に表現していたのではないだろうか・・・

そして特筆なのは、二つ目のステージ・・・昔のNコン課題曲「ひとつの朝」からスタートし、2曲目はビーブルのアベマリア・・・この演奏はもうとても素晴らしく、この曲の良さを見事に表現・・・3声部のソリと4声部の全体合唱からなるこの美しい曲は、その難易度も相まって相当の実力がなければ表現しきれない・・・この曲が終わったあとの観客の興奮は凄かった・・そしてその後も、アフリカの宗教曲、多田作品「雨」、ラトビアの曲、フォスターと続き、この合唱団のエンタテイメント力をまざまざと見せつけられた。そして最後は、十八番の「偽ヨイク」・・・この曲は、男声合唱好きなら当然知っている曲なのだが、始めて聴いた方には相当なインパクトだったことが想像される。

で、もう大満足のステージが終わったと思ったら、伊東先生がもう一度現れ、もう一曲歌わせて頂きます・・・と始めたのが・・・「巨人の星、タイガーマスク、アタックナンバーワンメドレー」・・・即興劇まで入って、もう笑いをこらえるの大苦労・・・腹筋がおかしくなりそうだった。

女声合唱の方も、すべて木下作品で特に最初のステージは有名なアカペラ曲ばかり、安定した演奏と、岸先生の卓越した曲づくりには、毎回泣かされるのだが今回も素晴らしい演奏だった。

合同演奏の混声合唱2曲も、男声の人数が多くバランスが多少気がかりだったのだが、さすがになにコラ、ジョイント慣れもあるのだろうが、見事な演奏だった。

とにかく、大満足な演奏会で今年のスタートは良い感じ・・・
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