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2014年04月15日23:02

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合唱音楽の作り方

先週の土曜日、広友会の練習には久々に常任指揮者の中館先生の姿があった。約2か月間、病気で療養されており、その復帰第一回の練習だった。

先生の合唱音楽の作り方、それは合唱団員個々の発声には言及せず、あくまでも曲に必要となる表現をするにはどうのようにしたらよいか・・・歌い方の方向性は、先生自身歌って示すのだが、それを歌う発声に関しては、団員個々が考えて歌っており、それが現在の広友会サウンドとなっている。

したがって、団員数も50人を超えている大人数の合唱であるので、どうしてもハーモニーの透明度は落ちる・・・先生はそれをあえて受け入れ、そのいろいろな声を曲表現の方向を統一することによって、合唱音楽を作り上げていった。

それと逆だったのが、前音楽監督・・・合唱を作るあげるのに必要な理想的な発声を求め、団員にもそれを要求した。その結果、団員数は激減し30人程度となった時に言い方は悪いが、合唱団の方からもう無理という結果となったと思う。

もちろん、前音楽監督は音楽的には素晴らしい指導者だったと思うし、カリスマ性もあり、全幅の信頼を置いて集まったメンバーであれば素晴らしい音楽つくりが出来ると思うが、広友会はそういう団体ではなかったということだと思う。
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