去年マリエンバートで
1961年の難解映画がデジタルリマスターで甦る
シャネルの衣裳が豪華なモノクロ映画です
内容はとにかく難解でちんぶんかんぷん(笑)ロココ調の装飾が過剰なほどのホテル。着飾った男女がサロンで演劇を観たり、カードゲームに興じたり・・・。でも何かおかしくてピタッと止まってたり、カメラが回ると動き出したり。そこに美女A が登場。男X が、去年出会って、一年後に駆け落ちする約束をしたからやって来ました、と言う。しかし、A は、覚えていない。一生懸命思い出すよう説明するX 。過去の映像だか今の映像だかわからないけど、白っぽい服、黒っぽい服、はたまた羽飾りのガウン姿などのA が・・・。そして、A の夫とおぼしき男Mが登場してX とカードゲームで勝負したりする・・・。
ずーっと不穏なメロディのBGM が流れて、何か恐ろしい予期せぬ出来事が起きる予感に満ちている。ずーっとX のモノローグが繰り返される。催眠術のように・・・。そしていつしか、眠りに落ちてしまう・・・。あっ、いけないいけない
つい。何とも不思議な魅力に満ちた映画でした
素敵だった
また観たい気もする(笑)
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