mixiユーザー(id:8843176)

2018年12月19日20:53

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アルプスクラブマンエース

久しぶりにアルプスクラブマンエースをいじっています。
最近、家をリホームしました。その際に物置や普段めったに見ない収納場所など・・・クラブマンエースをレストアした時に交換した部品や使わなかった部品などが出てきました。

捨てたとばかり思っていました部品をいくつか紹介します。

まずずはハンドルステムです。
写真の一番下側のサビサビが最初使われていました。
レストアには日東ハイパーを使いました。
同じ鉄製ステムですが状態は悪く、最初からハイパーを使うつもりでした。

用の無いステム・・・改めてみるとしっかりと作られていると感心します。
何処の製品なんでしょうか?。画像の下のカタログは城東輪業の1963年の価格カタログです。
何となく吉貝の直付に似ていますね(ボルトや臼は純正かは不明です)。

重量は295gと、写真上のラレー341g、チネリ340g、ミルレモ270gに比しても善戦していますね。
ハンドルを留めるパイプ部の薄さとか、その締めるボルトの頭が四角形など時代を感じます。

余談ですがステムのホークコラムに入る部分はメッキが生きています。
この箇所にかかわらずこのクラブマンエースはヘッド小物、BB部、シートポスト、ハブなど回転部などグリスがしっかり入っていました。どの箇所もすべて苦も無く分解できました。
チエンステイの一部が腐食してしまうような放置状態が長いと思われますがオーナーは細部まで気を使って整備されていたように思います。
たぶん大切に使ってきたけれど何らかの事情で放置されてしまったのでしょうね。
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