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2016年03月12日00:40

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正直、今までで一番、星が綺麗な夜だった。 〜東日本大震災から5年〜

 真っ暗闇の店内で蝋燭と卓大計算機で営業を続けたセブン、それでも肝心の売り物はすでに完売状態、たまたま陳列棚の下に転がり落ちていた食料をみつけた。井戸水を汲み上げ、カセットコンロでお湯を沸かし、ペヤングソース焼きそばをみんなで食べた。 “食” は気持ちを落ち着かせてくれる。
 いつのまにか、空に星々が輝いていた。もともとネオンのない田舎に、街灯、信号機の灯りもなくなった。正直、今までで一番星が綺麗に輝いて見えた。
 今思うと、亡くなられた方々が天国へ向かう道標であったのだろう。晴れ渡った空だった。


邪悪に感じられる。

 謝ったって悲しんだって亡くなった人は戻ってはこない。
しかし、無かったことのようにして、世界に向けてアンダーコントロールと言って原発を
動かすというのはあの忌まわしき事故を執拗に “軽く” 受け止めている。
福島の原因究明、復興の道筋、現実的な解決方法がないなかで、安全対策に対して、“とりあえず”の説明責任なんて、ありゃしない、してはならない。


教訓は遙か彼方に。

 福島の楢葉町から来た子どもたちのことが忘れられない、「直しかたのわからないものを壊さないで」、とか、「3千万種類の生物からなる大家族、心をひとつにして行動しなければならない」とか話した。目的は環境学習、みんなは遠足で茨城に来ていた。2010年 秋の出会いだった。


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