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2020年03月03日19:14

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20200302

【LV】Aベルク:ヴォツェック/Alban Berg:Wozzeck(1922)

2020年MET版
[指揮]Yannick Nézet-Séguin
[演出]William Kentridge
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映画館で見る「ヴォツェック」はスピーカーのせいかコントラバスが天井から落下するように聞こえてきてたまげる、これで聞く三幕の間奏曲はいっそ凄い
EVヒーヴァーのマリーが素晴らしい

新プロダクトとは結構だがプロジェクションマッピングで強い舞台を見たことがない、それよりも
バイエルンと東京新国立劇場のプロダクト(Aクリーゲンブルク演出)をこのニューヨークで上演していたらと思う
仕事を求めマネーに群がる労働者、「ジョーカー」とも協働したろうに

そこではマリーの子どもがヴォツェック自身であることが示される
その子はまたヴォツェックと同じ運命を辿るだろう、否やそれともジョーカーか?
MET版のマペットは哀れだが、あれでは生きてはいまい
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