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2020年03月31日19:11

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鍛冶火床改修改造を終えて実験。そして改善。

 先日、ようやく鍛冶火床の改修改造を終えて、さっそく無謀にも卸鉄実験を敢行。
 結果。玉砕。
 温度は推定だが1200℃〜1300℃。ところによっては1500℃までいった部分があったかもしれないが、玉砕。
 炉の深さが足りなかったことと、木炭の量が圧倒的に少なかったためだ。
 少なくとも沸いて火花が飛び散るさまは確認できた。
 実験後に、大道土(と思っていたが白鍋土と思われる)と鹿沼土、それに砂を混ぜて練り合わせ、ダイレクトにガス管をそれらで埋め、羽口を作ったところ。
 作りつけた羽口を弱火で強制乾燥させつつ、ひび割れに泥水と緩くした粘土を盛りつけ、ガスバーナーで強制乾燥を行い、そのままなけなしになった炭をかき集めて着火。フイゴを作動させ焼結焼成を行った。
 真っ赤になったところで、炭を火消壺に戻したところ、ひび割れもなく強烈に焼き固まり、1200℃〜1300℃に耐えたものと思われた。
 しかし、鍛冶作業は実験と改善のために使い、ほとんど細かくなったものばかりだったため燃え広がらず、片熾りに終わり13ミリ角の安来鋼白紙3号(旧黄紙3号)を打ち延べるにも大変だった。
 よって、伝統工芸保存会より松炭を購入しようとしたが、あまりにも注文があって受け入れ中止になっており、今後は自家製炭に踏み切ることにした。
 自家製炭に使う素材は有り余る竹であり、竹炭となる。
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