2月ごろに一回、鍛接技を確認すべく挑むも鋼が大剥がれしてしまい失敗に終わった鍛造ヘラ。
リベンジでこの度挑むも、やはり鋼が大剥がれして大失敗。
リベンジ第2弾と銘打って3度目の鍛接を実施。
材は地金にFKU材(極軟鉄)の幅22ミリ厚さ9mmを100mmの長さに切断したものに、ドイツのボーラーK990炭素鋼を地金の幅よりも若干広く切り、鍛接したのだが、購入してより10年以上経過していたため錆がひどく、前もってその錆をすべて除去したうえで行った。
木炭とはいえたちまちは最大火力が必要となるため、箱鞴では最大火力に至らぬことも考えられたため、暫定送風機として改造したドライヤーでもって送風。
結果、どうにかくっついてくれたものの、伸びた鋼が被ることになってしまい、それをサンダーで擦り落とし、再び火造りを行ったが、また被ってしまい、湾曲させた後に焼き入れ前の研磨時に、ドリルの延長としてのフレキシブルジョイントに砥石を装着し、研磨して除去したところ。
初回とリベンジ第1弾のごとき鋼の大剥がれには至ってはなかったものの、数年間のブランクはかなり大きいものだった。
とりあえずは形になり、あとは熱処理をしたうえで刃先を研ぎ上げる予定。
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