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2020年04月02日22:25

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林雄一の引退

 コロナウイルスの影響で寄り道せず、家に帰って来ることが多くなってきた。すると、私の場合はネットサーフィンをすることが多くなる。そんなことをしている割に、神奈川の林雄一が引退したニュースを二週間見逃していた。

 林雄一は神奈川県所属の競輪選手だったが、昨年の松阪共同通信社杯でレース後に心停止を起こし、中村浩士などの懸命の蘇生術で一命を取り留めたことで知られている。林の競輪選手としての実績はそれほど目立つものではなかったが、個人的に興味深かったのが2011年に勃発した室井竜二との“遺恨”。今でも「林雄一 室井竜二」で検索すると、松戸記念での日刊スポーツの記事が出てくる。4月高知で林が室井に競ったことが事の始まりで、それがヒートアップしたのが7月の松戸記念優秀戦だった。記事でツボにはまるのが、室井の「林のヨコ」というコメントに対し、林が「室井さんのヨコ。自分が先行してもヨコにくるんでしょう?」と応戦したこと。「自分が先行してもヨコにくる」という言い方はプロレス的で非常に面白かった。

 競輪HPで当時のダイジェスト動画が出てくるが、残念ながら競っている場面は映っていなかった(室井が一旦引いたところでレースが動き出してしまったか?)。その後、主催者の方が気を遣ったようで、林と室井が同一レースで出走することはなくなってしまい、残念ながら遺恨戦の続きを見ることができないまま、林の引退となってしまった。競輪の面白さはこういうドロドロしたものが見られること。ネット売り上げのみで惨敗続きの競輪界はいっそのことこのようなことでアジるのもよいのではないだろうか。
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