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2019年12月15日21:30

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生まれて初めての大河完走

【いだてん】宮藤官九郎、最終回に寄せてコメント「今だからできた」
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=54&from=diary&id=5902402

 日本の歴史にさほど興味がない私は大河ドラマを1年間完走したことがない。唯一後半だけ観たのが「軍師官兵衛」で、あとはオープニングでNHK交響楽団が演奏する壮大な曲を聴きながら、出演者のクレジット順などを確認するくらいである。
 「いだてん」におけるクレジットのトメは役所広司で一貫していたが、通常のドラマであればトメ級の俳優がたくさん出演するのも大河ドラマならではで、「この役者がこの位置か」なんてことを確認するのも面白い。youtubeに「独眼竜正宗」のオープニングがアップされているが、トメGと呼ばれる格の高いところの順番が北大路欣也→八千草薫→岩下志麻→勝新太郎だったのを見て、感慨にふけてしまった。脚本家のジェームス三木は台本を作る際に、俳優のクレジットにも気を遣ったらしいが、なるほどという感じである。

 話が逸れてしまったが、私は今年の「いだてん」を全て観た。正確に書くと、古今亭志ん生が出てくるところなど、宮藤官九郎独特のストーリー展開についていけないところもあったので、話の半分も理解していないと思うが、「東京オリンピックへの情熱」というのはとりあえず伝わった。こんな私が観たいだてんだったが、視聴率だけの観点でいうと惨敗に等しい結果だった。今までのような大河ドラマに期待した視聴者が他の番組に流れたのを私のような視聴者が補えなかったというのが数字に出ているのだろう。一方で、ネットではこれを擁護するような書き込みが結構あるのも面白い。どんなドラマでも視聴率がゼロでない限り、誰かが観ているのだから、いだてんにもそういう視聴者がいたということになる。
 いだてんを擁護する書き込みを見ると、今日の最終回を観ながらも武雄のS級決勝で山中秀将の捲り一閃も呆然と見るような私がいかにストーリーを把握していないかというのが分かるところだが、宮藤官九郎のドラマというのは何か魅力的なものがあるのだろう。

 来年の「麒麟が来る」については、大河ファンが大好きな時代の話になるが、私は逆にオープニングの視聴が中心になるだろう。そもそも「麒麟」の意味合いを理解していないし、あまり理解しようという気にもならない。これはひねくれているというより、好みの話になる。ひとつ期待するなら、オープニングの曲が大河的な「ジャンジャカジャーン」みたいなものになってほしいこと。いだてんのオープニングも悪くはなかったが、NHK交響楽団の気合の入った演奏も聞いてみたいものである。
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