ヘリテイジ（受け継いでゆく）

みなさん、アロハ♪

この仕事を始めてから今年で20年が経過致します。

改めて、何も成長していない自分にあきれ、気がつけば人生の1/2をこのハワイの仕事に熱中しております。

以前、政治家を目指し、議員の秘書をさせて頂いた時期もありました。
そのおかげでハワイ州議会との繋がりが出来、今の仕事があります。
当時は議会関係の仕事だけでなく、選挙区のみなさまの御用をお聞きする事も大切な仕事でした。
困った事がないかを聞きに廻ったり、町内の行事に参加させて頂いたり、冠婚葬祭に出席させて頂いたりと、みなさんとは裸のおつきあいをさせて頂きながら、先輩方から人としての指導を頂く事も多かったです。
結局、11年その仕事に注そぐ事が出来ました。

人と接する事でその方の思いを理解し、困ってはる時はそれに集中し、何よりも大切な「人の心」を学ばせて頂いた事は大きな財産になっております。

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会社のみなさんに時々お伝えする事ですが、義理人情をアロハに例える事があります。
古き良きハワイと古き良き日本はとても近い魂を持っていて、「人のために尽くす」「自分よりも他人に優しく」「礼儀正しく」「節操を保つ」などなど。
おはようございます、ごちそうさま、有り難うございます、など常識的な事を当たり前のように教育されて来た先輩たちには頭が上がりません。

しかし、今はビジネスライクになって「そんな浪花節なんて。。。」と言われる方もいらっしゃるのが現実。。。
ごちそうになっても何も言わない、礼儀を知らない、平気で裏切る。。。

自分に言い聞かせ、そうならない様に努めております。

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今はたまたまハワイの先生たちからハワイアンの魂を学ばせて頂いておりますが、それを子供たちや若い世代に伝えてゆくという「使命」を感じて活動をさせて頂いております。

「もし自分が何かの事故でこの世からいなくなったら。。。」

常にその事を考えて、自分がやって来た「少ないですが良い事」を残そうとしております。
それが「ヘリテイジ」。
出来る範囲内でいいものを受け継ぎ、そして伝えてゆく。

偉そうな事を言える立場ではないですが、その想いを自分の糧として日々行動しております。

すべての大人が若い世代のいい先輩でありますように！

Mahalo keakua, mahalo ia 'oe, malama nui,
川畑泰弘