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2019年11月20日21:21

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庭木の剪定技法

今年の大子の庭は紅葉が色鮮やか。この輝くような赤は野村モミジ。陽光で透き通った深紅が目を惹きます。黄変葉と常緑のニ色模様の庭木の中に、ポッと赤を一点浮かばせて絵になる景色です。

ウチの庭も捨てたモノじゃなかったです。わざわざ紅葉鑑賞に出かける必要は無いかも。大子の庭は、裏山を借景とした雑木林が作庭コンセプト。10年を経て漸く見栄えするようになりました。

植えているのは、サルスベリ、エゴ、シャラ、ジューンベリー等の高木落葉樹が30本程。久留米ツツジや沈丁花等の低木常緑樹が約50本。ただ所狭しと植えたので庭の過密状態が今の問題。

当初は小さな苗木だけなので隙間だらけの庭でした。寂しいので埋めるように植えていったら、成長した枝葉が空間を埋め尽くして、今では緑の壁に囲まれた感じ。圧迫感で息が詰まりそうです。

そこで初めて緑の壁に鋏を入れました。今まで躊躇していた理由は園芸書に、剪定は常緑樹とし落葉樹は放任で自然樹形を、とあったのです。ついにこの著者を離れて、2カ月間剪定を行い完了。

結果、奥行きや広がり感が増して自分の目標に近づいたかな。綺麗な樹幹も顕わになり、ツツジの回遊路も奥まで良く見えます。狭い庭に密植し放任したのが問題で、手入れが必要だったのです。

今回の剪定のポイントは透かし入れ。木々の間から向こう側を覗かせて、奥行きを感じさせるのです。隣と重なりあう枝葉を落とします。すると奥の景色が見え出し、雰囲気が明るくなりました。

落葉樹は剪定不要の説は、木々の間隔の広い大きな庭での話。狭い我家は違っていました。簡単なことでしたが、漸く納得できて、透かしの技術も少し向上したかなと感じた、秋の剪定でした。


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