ホテルだと、たとえ冬でも凍るほど寒い室内ってないものね。
それにしても便器は冷たいものだし(便座が温かくても)
水が入っているから、生まれたての赤ん坊は便器内におちたとたん
みるみる紫色になる。体温低下でね。
よく助かったもんだよ、生命力の強い子だったんだろう。
ワシは便器に分娩は、経験あるけど目の前では見てない。
便器にお産しちゃった(墜落産という)と聞いて駆けつけただけ。
赤ちゃんは無事だったけどね、分娩室内のトイレだったし、
実母が付き添っててすぐに気づいたからね。
なかなか生まれない産婦さんを車いすでレントゲン室に運んだら、
無理に動いたことで赤ん坊の角度が変わったらしく、レントゲン台でお産、はある。
レントゲンの台って金属なんだよね。
季節的に冷たかったらしく(レントゲン室は予約してないときは暖房してない)
赤ん坊はみるみる紫色になったよ。
お産自体はするっと終わる安産だったけど、そのへんにあった布類
(患者さん用のタオルケットとか枕を包むタオルとか)かきあつめて
赤ん坊をくるんで「小児科に走れ!」って助産師を送り出して、
もうひとりついてきた看護師にお掃除頼んで自分も走ってついていった。
幸い、一時的な低体温だけですぐに回復したけどさ。
昔は家でお産したんだから、とか言ってだから大丈夫とか、そんなことないです。
「家でお産」してて医療介入全くできない場合
(昔の産婆さんは今の助産師とは違う資格だし、助産師も医療行為はできません)
何も問題なく無事にお産が終わるのは7割です。
残り3割はなんらかの問題があって、介入しないとそれなりに大変になることもあります。
だから、ホテル便器で元気に泣き声あげてたとか、奇跡にしか思えません。
状況的には大変だけど、幸せに育ってほしい。強運なんだから。
便器にへその緒ついた赤ちゃん
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=2&from=diary&id=6951002
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