mixiユーザー(id:8729247)

2021年09月15日09:02

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被害者は泳いでいたのではない

1年たって逮捕、ということは
この1年でじっくり目撃証言や状況証拠を集めた、ってことなんだろう。
そもそも誰のボートかはわかってた。
目撃者が「人がいるってわかるのにわざと近づいた」ように見えて
危ない危ない、と思ってたという証言は前からあった。
わざと怖がらせようとしたのか、
自分(のボート)が偉い、その他は虫けらと思ったのか。
いずれにせよ、子供が死んで、その母親は足切断の大けがだった。
逮捕、ということは刑事罰が問える可能性があるということ。
賠償金をとる民事訴訟は、平行しているか刑事事件としての結果を見定めてからだろう。

この場所では「水上バイクに引いてもらって水面を滑走する」スポーツの現場で、
ライフジャケットを着て浮いていたのは順番待ちだった。
遊泳禁止区域で泳いでいたわけではない。
クルーザーの通常走行場所ではなく「徐行」すべき場所だった。
目撃証言によると(動画もある)容疑者のクルーザーは
近くにあるマリーナを出てからスピードを上げてつっこんできた、という。

(これは前に同じ事件について書いた日記の書き加え再掲です)

追記;
被害者の方々が浮いていた場所は、そもそもクルーザーが走行してよい範囲、
ただしその当時配られていた地図(絵みたいな)では
間違った記載がされてた、というニュースがあった。
これを根拠に、被害者たちも悪い、もしくは
水上スキーでボードを滑走させるスポーツをやってた業者が悪い、という意見があった。
そうかもしれない。
しかし、もし水面に人が浮いてたらその方向にクルーザーを走らせるのはおかしい。
水になれないままついうっかり沖に流れてしまう初心者もいるかもしれない。
たった一人がういてたら「気づかない」もあるかもしれないが、
ライフジャケットというのは、救助のとき目立つためにあるのであって
水面に目立つ黄色とかオレンジとか、とにかく見えないわけがない。
そしてこの場合、順番待ちで浮いていたのだから人間は複数いた。
複数のライフジャケットを着た人間が浮いている水面のすぐそばを
徐行もせず走るのはおかしい。
たとえそこが「クルーザーがスピードを上げて走ってもよい区域」だとしても
だからって浮いている人間を無視して好きな走らせ方をしていいとは、
自分は思わない。
釣り船を趣味で持っている友人がいるけど、船乗りなので
「海難に遭った人間を見つければ救助して当たり前」と言っており、
海に人間が浮かんでいるのを気づかない操縦者などいない、とのこと。
つまりこのクルーザーを運転していた人間は(持ち主と限らないが)
運転免許はあっても運転すべきではない人間、だったということになる。




■「悲しみは癒えません」8歳の息子を失った遺族 猪苗代湖ボート事故
(朝日新聞デジタル - 09月15日 08:11)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=6667850
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