いわゆる更年期症状は自律神経失調症

ホットフラッシュとか病気じゃないのにめまいとか動悸とか。
そういうのは「自律神経失調症」です。
自律神経っていうのは、簡単にいうと「体の状態を適切に調整」する神経。
たとえば運動するとどきどきはぁはぁしますが、
これは運動により筋肉が大量の酸素を必要とするので、
呼吸も早くして血流も早くして、酸素を取り込んでいるから。
自分がこうしよう、と思わなくても自動的にどきどきはぁはぁが起こります。
これが自律神経。
運動もしてないのにどきどきはおかしい。
これは、もちろん心臓に不整脈という病気がある可能性もあるけど、
自律神経失調症でも起こるんですよ。
「更年期症状」ってのは、ホルモンが低下することで自律神経失調症が起きること。
でも、自律神経失調症は、実はいろーんな原因で起きます。
一番多いのは「過労」「精神的ストレス」です。
４０過ぎたくらいで生理はきちんときているけど、
かーっと暑くなったり冷えたり動悸したり…がある場合、
何かをやりすぎて過労になっている、か、
これまでやってきたことが老化による体力低下で過労に結び付いたか、のどっちかです。
本物の更年期だって、つまりは卵巣が老化してホルモンを作れなくなることでしょ。
老化って卵巣でしか起こらないの？
いえいえ、全身で老化するんですよ。
４０過ぎているのに２５歳くらいのころと同じ生活しているとしたら、
そりゃ体力不足で自律神経失調症も起きますって。

生活内容のリストラが必要です。

プチ更年期を疑ったら…「女性ホルモン」が減るとどうなる？ かかりやすい病気、症状【医師が解説】
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