今の人工乳は優秀なんだけどね

だから赤ちゃんは別にフツーだけど何かの事情で母が母乳十分でないとか、
そういうときにはフツーにミルク（人工乳）を飲んでもらえばいいだけです。

ただし、この日記のもと記事にもちゃんと書いてあるんだけどね。
「未熟児」「低体重児」「何かの病気あって状態悪い赤ちゃん」は
母乳しか消化吸収できない、ミルクだと下痢してしまう、とか
体力を早くつけて状態をよくして手術にもっていきたい、とか
いろいろ事情あって「できたら母乳」を飲ませたいこともあるわけ。
そしてそういう赤ちゃんをもったお母さんが十分母乳が出たらいいんだけど、
そういうお母さんは精神的にも不安だったりして母乳うまく出ないとか、
初産で母乳うまく出ないとか、いったん出たけどすぐ止まってしまったとか、
いろいろ事情あって赤ちゃんに必要なぶんだけ母乳が出なかったりするわけ。

そういうときに、母乳バンクですよ。

なんとありがたい。
赤ちゃんにとってはまさに「命の水」。
それをくれるよそのお母さんは命の恩人！。
誰がくれたかはわかんないけどさ、いっぱいおっぱいが出るその人が
神様に見えますよ、ワシら産科医療関係者には。
ただしまだ十分な組織ができてなくて、地方の小さい病院では使えなかったりする。
献血や臓器提供と同じで善意にたよる組織だからね。
しかもどんなに提供したくても母乳が出る時期は人生のごく一部。
協力できる機会があったら協力できる人はしてあげてね！

■赤ちゃんの「その後の人生にもかかわる」…命をつなぐ母乳バンク　我が子亡くした後も搾乳、寄付する人も
(AERA dot. - 10月30日 07:05)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=173&from=diary&id=6287647