中絶は「そうは」手技が一番確実です。
手の感覚で、子宮内に「残り」がないかわかりますから。
「そうは」は例えば胞状奇胎という病気の治療にも使われますが、
子宮内容が多いときは吸引で行うけど、一回では全部は出ないんです。
全部出そうとすると子宮に穴あいて危険です。
吸引管は細かい作業に向かないし、吸引圧を上げればそれなりに子宮内に傷もつきます。
子宮内容が減った2回目以後(奇胎細胞をなるべく除去するため繰り返して行う)には
ほぼ確実にそうはで行います。
何度も言いますがそうはが確実で、しかも子宮にやさしいんです。
日本人は手先が器用なので、きちんと学べばきちんと行えて
後遺症も副作用も少ない。
「中絶をそうはで行うから不妊症になる」というデヴィ夫人の発言は
「中絶原因で不妊になるのは珍しい」「そうはを行うのは子宮の保護のため」
というふたつの理由で」大間違いです。
そもそも、なぜ中絶するかといえば望まない妊娠だから。
日本での避妊用低用量ピルの普及が他先進国と比べてとても低いのは事実。
つまり日本人女性は男性に避妊の主導権を握られた挙句
(学校では教えないんだから知らなくて当たり前)
妊娠した場合の逃げ道が中絶しかない。
他の先進国ではピルで避妊するのは当たり前なので、
「中絶を選ぶ」のは女性の意志の表れであり、日本とは背景が異なります。
デヴィ夫人も「中絶はカラダに悪いからピルをお使いなさい」くらい
言ってくれればよかったのに。
発言で物議…デヴィ夫人がブログで説明と謝罪「深く反省しております」
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=54&from=diary&id=6285398
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