たとえば20歳の人が100メートル歩くのにエネルギーを100使うとする。
あくまでもたとえ話だから単位はいいとしてね。
そうすると、40歳の人が100メートル同じスピード同じ歩幅で歩いた場合、
使うエネルギーは50。
つまり同じ運動してもエネルギーを放出しない身体に変化するわけです。
当たり前でね、年取ると死にやすい(若いより)から
なるべく節約するようになるわけ。
だから歩いても汗かかないし体温上がらない。
汗かくのも体温上昇もエネルギー消費の証拠だからね。
女性ホルモンは、エネルギー消費を上げるのを手伝う。
だから閉経するととたんに「使うはずのエネルギー」が皮下脂肪に変換される。
皮下脂肪になる前は血管を流れるのだから、
血中のコレステロールや中性脂肪が閉経後は急上昇する、というわけ。
たとえ大豆をいくら食べても、場合によっては女性ホルモンの薬をつかっても、
年取ることによる「代謝の低下」は避けられません。
だから「大豆さえたくさん食べれば太らない」とか考えちゃだめよん。
だって大豆ってとっても栄養あるんですもの、食べたら普通は太るのよん。
タンパク質は、確かに「炭水化物」よりは皮下脂肪になりにくい。
だからごはん1杯食べるぶんをサラダチキンに置き換えるのは正しい。
皮下脂肪が増えにくくなるってことね。
でもさぁ、炭水化物には気持ちを落ち着かせる効果があるんだよ。
血糖値が上がるとセロトニンが分泌されるからね。
だからいらいらしたときはチキンじゃなくごはん食べたいし、
大豆スナックじゃなくチョコレートが食べたいはず。
おなか一杯でもなんでも、食べたいものはがまんできない。
だからね、みなさん(誰だよ?)。
代謝を下げない努力をするんです。
毎日運動する習慣があると、代謝は「下がりにくく」なります。
残念ながら「毎日最低10分」じゃないとダメなんだけどね。
15分運動できるようになると内臓脂肪から減っていくけど、
10分だと「太りにくくなる」がせいぜいかな。
で、1日おきでなんとか維持できるけど2日おいたら代謝はぐっと悪くなります。
運動内容はなんでもいい。
縄跳びでも踏み台昇降でもジャズダンスでもいいよ、でも最低10分で毎日ね。
アブなんとかっておなかの筋肉電気刺激して
テレビ見ながらやせられる、ってのはあったけど、
つい先日「やせる効果なし」って怒られたよね。(だからもう売ってないと思う)
テレビ見てポテチ食べてこれだけハラに巻いてもやせるわけないでしょ、フツー。
腹筋は刺激されて太くなるけど
分厚いハラ脂肪の上に分厚い腹筋乗っかって、ますますハラは出て体重増えるだけ。
(筋肉は皮下脂肪より重いんですのよ)
■若い頃より太りやすい?中年太り対策のための食事のポイント
(つやプラ - 04月07日 19:30)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=215&from=diary&id=6038222
ログインしてコメントを確認・投稿する