組織におけるミスの管理なんか知らない方々は
ミスした人を厳しく罰せよ、と言う。
でもそれではミスはなくならない。
にんげんならだれでもミスをするので。
それとも、そう言っているあんたはもしあんたが救助する側なら
100%ミスはしないと言い切れるの?
ミスをしても仕方ないとあきらめろ、
ミスを見逃してなかったことにして許せ、という話をしていない。
ミスが起きたら、なぜ起きたのか徹底的に分析して、
今後同じミスが起きないように二重三重の対策を立てるべきなのだ。
安全装置をかけないとホイストが動かないように設定するとか
いくらでも改良ができるはずだ。
もちろん人間が行う操作手順も、ひとりでは確認不十分になりやすいので、
無線で上の人と「ワイヤーよーし」「フックよーし」と言い合いながら行うとか。
もう一度言うが、人間はミスをする。
こういうミスがありえるかも、と考えた上で対策しながら行動はするが、
想定外のミスは当然起こる。
そして想定外のミスは、残念ながら起きたあとでしか対策はたてられない。
大切なのは、同じミスを絶対に繰り返さないための対策だ。
ミスした人間に厳しい罰を与えることではない。
■救助ヘリから落下、女性の告別式 小池都知事らが参加
(朝日新聞デジタル - 10月19日 13:59)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=5832218
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