肉体労働はブルーカラーで頭じゃなく身体を使う、
だからからださえ丈夫なら低学歴でも誰でもなれる。
頭脳労働はホワイトカラー、いい学校をいい成績で出ないとなれない、
いったんその立場につけばスーツにワイシャツで汗かくことなく給料もらえる。
そういう価値観、まだ生き残っていたんですね…
この記事にもありますが、エネルギー関係の資格は難しい。
物理学の知識がないと自分の命も危ないし、
さらに高い電柱に上るって、頭もいい体力も度胸もある、みたいな
江戸時代なら大もてな職業ですよ。男はきっぷと心意気!ってね。
まあ女もそうですが。
自分が医師になったあと、高校の進路指導で成績いいやつを医学部へ、と聞いて
「え?体力ある人間じゃないとなれないよ?」と思ったもんです。
体力あればバイトしながらでも勉強できる、その勉強もハンパな量じゃない。
実習で夜中になるとかうっかり血液を浴びたりとか、体力必要なことばかり。
バイトできる体力ないならお金。親に頼るかまず労働して貯金をためる。
そうじゃないと6年間の学生生活の間に飢え死にとか、
教科書買えないから勉強できないとかになりますよ。
コート買おうと思っていたら脳外科のすごくわかりやすい教科書見つけて
コート予算の2万円が消えたあの日のフクザツな思い、今も忘れません。
…もちろんバイト代ね。(赤ペン先生でした)
医師免許とっても体力体力、ろくなもん食べてなくて寝てなくても動ける体力!
バイトもしないとならないし(病院夜勤バイトだからちゃんとやらないと患者が死ぬ)
どこが「成績優秀な人がつく職業」やねん、と思いました。
だからね。
肉体労働は勉強しなくていいなんて、思っている人間がいたら
単純にそいつが頭が悪い、世の中知らないだけです。
電柱に登った電気工事士を見た母親が残念な一言…「勉強不足」「可哀想な方」と非難殺到
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=253&from=diary&id=5828978
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