患者の多い病気を保険適応外に

それはいい考え。
実行すれば医療保険を使う人間が確実に減るよね。

じゃあ「風邪」の薬を全部保険適応外の売薬にすればいいんじゃないの？
「風邪だ」と自分で思ったらまず市販薬。
市販薬を使って１週間で治らないときだけ医療機関が受診できる、とかね。
そうすると、初期は風邪症状であるインフルエンザなんか
かなり悪化してから受診することになるけど、ドラッグストアで
インフルエンザの簡易検査キットも売るようにすれば問題解決！！
１週間以内に激烈に悪化して死亡したら国や健保連を訴えればいい。

でもこれって、
誰でも病気のときにお金の心配しないで病院にかかって、
軽いうちにきちんと治すことができるように、っていう
健康保険の基本的な考え方から根本的にずれてますけど？

花粉症の薬、たとえばアレグラなんかは花粉症以外の皮膚のかゆみにも使う。
じんましんとかひどい虫さされとか。
「花粉症」以外の病名をつければアレグラ処方が保険適応されるなら
医療機関で「慢性じんましん」と病名をつければいいだけ。

健保連の発想は昔から「…バカじゃないの？」ってものが多かったが
（医療に関することを医学知識ない人間が考えるからだけど）
この「花粉症は患者多い」→「保険きかなくすればいいじゃん！俺って頭いいー！！」
…っていうのはなんかもうめちゃめちゃだ。

健康保険の財源がまずいことになっているのはわかるけど、
こういうこと以外に対策が何かないの？
対策考えるのが面倒だから簡単に「患者の多い病気を保険外」にしようってだけじゃないの？


「花粉症の薬を保険適用外に」　健保連が気になる提言　市販薬への移行で最大600億円の医療費削減
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=128&from=diary&id=5759608