救急隊員のすべきことは決まっている

あれをしろこれはするな、という判断は
救急隊員さん自身ではできないんです。
患者さんの状態によってすべきことは決まっていて、
すべきだけどしないでくれて言われたからしない、はありません。
たった一つの可能性は「主治医と直接連絡」した場合。
家族が「主治医がこう言った」ではダメです。
だから「自宅で死にたい」なら２４時間対応してくれる主治医を探すべきなのよ。
そして主治医の到着が遅れるようなら救急車を呼むのでなく、
家族の手を握って静かに話しかけて待つべきなのよ。
呼ばれたのに「何もするな」では救急隊が気の毒。
その間に他に助けるべき命があるのだから、
厳しいようだけど「家で死ぬ」ときめたら救急車は呼んじゃダメです。

■救急隊、家族が蘇生断ったら　消防本部に中止容認広がる
(朝日新聞デジタル - 06月25日 05:19)
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