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2019年03月15日08:55

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出生前診断でわからない障害のほうが多い

受けやすくなるという新型出生前診断ですが、
この検査を受けてわかるのは

通常同じ番号では2本ずつしかない染色体が3本ある先天異常

だけです。
この先天異常は3種類ありますが、
2つは生きていく上での不都合が多く、子宮内で亡くなることも多く、
生まれても1年以内に亡くなる場合が大多数です。
たったひとつ、長生きの可能性があるのは21染色体異常のダウン症ですが、
ダウン症も高度の心臓奇形がある場合はなかなか難しいこともあります。

そういうわけで、
新型出生前診断を受けたからといって
世の中すべての障害がなくなる、障害を持って生まれる子がいなくなる、
というわけではありません。
13番18番の染色体異常は、いつ亡くなるかわからない赤ちゃんを
おなかに抱えて生きていく妊婦さんのストレスがとても大きい。
だから、ごく初期に異常がわかればそこでお空に帰してあげるのも
親心ではないかと思います。

もちろん検査を受ける受けないはご夫婦が決めること、
もっと言えば妊婦さん自身の選択が最優先されるべきです。
そして結果についても第三者がどうこう言うべきものではありませんが、
ご夫婦がどうしていいかわからず心中したり妊婦さんが自殺したりするくらいなら
(実際ここ数年妊婦さんの自殺率は上昇傾向です)
誰かに「話をきいてもらう」だけでもいいから、相談先があったほうがいいと思います。

「胎児ホットライン」開設準備
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=2&from=diary&id=5538132
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